パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

HDR-HC1 つづき 8

フリーウェアだけでは限界もあり。

CapDVHSMurdocCutter を使うことで、カメラからキャプチャして、カット編集できることは以前紹介させてもらった。そこで、撮影する度に細々キャプチャするのも面倒なので、テープ一本撮り終わったら、一気にキャプチャして、それをカットで切り出すっていうのが結構良さげな方法に思える。実際、上記ツールを使えばそれはできるのだが、一つ面倒なことがある。

それは、それぞれのカットの撮影日時を一緒に記録しておきたい時に、それを知るのに手間がかかるということだ。DV をキャプチャした場合にはデータの中に日時の情報が含まれていて、それを参照することもできるのだが、HDV のストリームに含まれているそれら情報を引っ張り出せるフリーウェアは今の所なさそうである。カメラの方で再生などすれば、その情報を見ることはできるので、手間さえかければいいだけなのだが。

ついでに、HDV の高解像度を利用して、パソコン操作画面の動画を撮るのを軽く試してみた。VGA 解像度レベルや XGA くらいなら、それなりの画質で、30fps 程度の動画を作るのはそんなに難しくない。しかし、実際、近頃使っているのは SXGA レベルが大半ではないだろうか。それをそれなりの fps の動画で記録する方法は、安価なものではそう無いと思う。
そこで、画質は落ちるが、HDR-HC1 を使って画面を撮影することにより、パソコン操作画面の動画を作ることを試してみたのだ。HC1 による HDV の記録解像度は 1440x1080i であるが、単版 CMOS センサなため、横方向の真の解像度は半分強といった所かと。詳しくは調査中なのだが、特に色情報はかなりダウンサンプリングされているはず。

実際画面(LOOX 君の 1280x768)を撮影してみると、モアレが微妙に気にはなるが、fps 重視の動画が欲しい場合には、細かい字も結構読めるし、役には立ちそうな感触である。PCゲームの画面のちょっとした記録には便利かも。ただ、カメラ本体の液晶画面に表示される範囲と、実際撮影されている範囲が結構違うので、カメラ解像度を有効に使おうとすると、色々工夫が必要そう。ホワイトバランスや、ダイナミックレンジを合わせるのとかも。後、画面周辺のフォーカスのずれとか。できるだけ画面からカメラを離してズームした方がいいのかも。
画像は 1280x768 のPC画面全体を撮影した際の、一部を拡大したもの。

一番いいのは SXGA の信号を直接 Mpeg2 エンコードしてくれるハードがあればいいのだが。一般には売ってはいないんだろうなぁ。