Impress さんの記事。やっとこういう製品が出てきたか、という印象。以前から microSDXC カードを 3.5 インチ HDD の筐体の大きさに詰め込んだら、相当の容量の SSD ができるはず、と考えていた。8x4x8 枚の 256GB microSDXC があれば、64TB なので、この Seagate の SSD はそんなレベルだろうか。実際には、記事によると 384Gbit のチップが 1280 枚だそうな。そういや、256GB microSDXC カードは、何枚のチップが入っているのだろう。薄いものを重ねて入れていたり?
価格に関する情報は、最安のギガ単価というものしかない。今一番ギガ単価が低いのは、SDXC カードだろうか。SSD も最近安くはなっているが。ここまで大容量化すると、コントローラ部分や筐体、コネクタの価格は小さいとして、大雑把に考えつつ、ちょっと安めに見積もって、256GB で 7000円とか。1TB で 28000円とすると 60TB で、170 万円くらいかな。
結構なお値段ではあるが、狭い場所に詰め込みたいという要望には、他の選択肢が無くてこれくらいのコストは許せる場合は結構多そうだ。HDD でも 3.5 インチの筐体に 10TB とかなので、数分の1の体積で、速度も速いし、いうことはない。コストが 10 倍な点を除けば。後は、故障率とか寿命が、HDD とくらべてどの程度なのかは気にかかる。特に、フラッシュメモリは、放っておくとデータが消えてしまうので、時々リフレッシュも必要とか聞く。これだけ大容量になると、その辺りも結構重要になってきそうだが、どんな感じなんだろう。
100TB モデルが出れば、価格は別として、個人で 1PB を所持するのもそんなに難しく無さそう。まぁ、個人でそこまで使い切るのは、なかなかむずかしそうだが。常に全天球カメラを 8K で録画し続ける、とかしてもいいかも。