パソコン・メモメモ備忘録

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AVIUTIL+AVISynth+MVTools2 で 60fps 化

先日リアルタイムに 24fps や 30fps の動画を 60fps(や 120fps も)で再生する方法を試した。ただ、拙宅には、その方法を十分活用できるほどの PC が無く、余り使いみちは無い感じ。それなりのコア数の CPU とそれなりの GPU が必要っぽい。そこで、調べてみると、普通の動画編集でフレーム補間しつつ 60fps 化する方法もあった。というか、恐らく、非リアルタイムの処理があって、それが、PC の性能・機能向上で、リアルタイムでも動かせるようになったように思う…

それはさておき、mieki256's diary さんの「AviUtlでフレーム補間の実験」のページを参考にやってみた。ただ、MVTools2 は、普通にダウンロードできた。それと、MVTools2 を AVISynth で使えるようにするには、Program Files のAVISynth の plugins のフォルダに、dll を置くといいみたい。

AVIUTIL は以前から使っていたので、それをそのまま流用。AVISynth の warpsharp から avsinp.aui を aviutl.exe があるフォルダに置いたくらい。結構簡単に環境は構築できた。avs スクリプトも、上記のページのものをモロパクリした。ただ、元ファイルが mp4 だったので、AVIsource を directshowsource にして読めるようになったのだが、なんか映像が真っ黒になったりしてうまくいかず。今回は、AVIUTL で一度 AVI に変換してから 60fps 化した。コーデックは無劣化の UtVideo を使わせてもらった。

ちなみに、元動画は、職場で作っているシンプルめな CG 映像だが、いい感じで 60 fps 化できた。歩くマネキンが写っているもので、30fps の時よりもより人間ぽく見えるような印象。細かい所を見ると、おかしくなっている部分も無くはないが、ぱっと見、気がつかない感じ。手の指先が、体に隠れる所とかちょっと怪しい動きに見えなくもない。

本当は、パラメータのチューニングが色々難しいのだと思うが、ひとまずこれでいいかな。拙宅の PC では、20秒程度の動画に3~4分かかるのが悲しい。計算能力の高い PC が欲しいところだ。