パソコン・メモメモ備忘録

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ASUS ゲーミング スマホ 「ROG Phone」

Impress さんの記事スマホで本格的にゲームをするためのスマホ

 本体的には、普通の?ハイエンド Android スマホっぽいが、とにかく冷却に気を使って、フルな性能を常に出せるよう設計されているとのこと。画面は余り超高解像度を狙っていないのは、ゲーム向けとしてはふさわしい印象。そのかわり、HDR や 90fps に対応しているがいい。広色域は、あまりゲームには関係ないかな。

ROG Phone のポイントは、ゲームのために用意された3種類の拡張ユニットだろう。冷却のための AeroActive Coolor。普段の持ち歩きでは、使う気がしない形状だが、気合を入れてゲームをしたいときには、安心感が出るかも。ただ、小さいのはいいが、どこまで効果があるか。

TwinView Dock は、本体と同じ画面を追加して、Nintendo DS っぽく使える拡張ユニット。これをフルに使うゲームはかなりレアだと思うが、ゲームしながらチャットとか、オンライン系ゲームや、ながらゲームには便利そうだ。

Mobile Desktop Dock は、他社でも出ている、スマホをデスクトップで使う系の拡張ユニット。後、Nintendo Switch ぽく、本体の左右にスティックとかボタン等を追加できる Gamevice for ROG Phone もある。

個人的な注目は、やっぱり WiGig を使って、低レイテンシで、映像をテレビ等に遅れる、WiGig Dock だろうか。これは、スマホ本体に付けるのではなくて、映像の受け手のテレビ等に付けるもの。ROG Phone 本体が、WiGig に対応しているのが重要。ROG Phone じゃなくても、WiGig に対応したノート PC 等でも使えそう。ASUS のノート PC とか。

スマホでゲームをするため、という点にかなり力を入れている機種ではあるが、一般的に普及している Android スマホをベースにすることで汎用性を出しているにも関わらず、独自機能やハイエンド性能を突き詰めすぎてニッチになってしまっているような矛盾を感じなくもない。専用ゲームとか出てしまうと本末転倒? ちょっと今後の動向は気になるところ。はてさて。