パソコン・メモメモ備忘録

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今週の自転車車載撮影のテスト PSVR で3Dステレオ動画を観る 2

先日、2台のアクションカメラと電動スタビライザー Smooth-Q を活用して撮影した3Dステレオな動画を 、PSVR で鑑賞する方法を試してみた。今一歩迫力に欠所がある。そこで、別の方法を検討してみた。

上記記事でも少し触れたが、普通のアクションカムで撮影した映像を VR 用動画に変換して観るという方法。AVIUTL 用の変換フィルターを作ろうかと思ったが、すでに作っている方がおられた。ので、それを使わせてもらった。NOMOTO TOMONORI 氏の ドーム射影変換フィルタ for AviUtl である。その中のエクイレクタングラー変換プラグインを使う。とりあえず今回の用途には、角度の精度を上げた x100A バージョンは要らない(というか、角度入力がうまくできない時がある)ので、x10 バージョンを使った。

残念な事に、AVIUTL on WINE on Ubuntu では、うまく動かすことができなかったので、Windows 上で使うしか無い。後、パラメータの設定が今ひとつわかってなくて、出来上がった動画は、少し上下に潰れた、アスペクト比がおかしいものになってしまった。まだまだ研究が必要。

入力動画の指定は、中心射影(写真)入力にすれば OK。ただ、両眼ステレオには対応していないっぽいので、片目ずつ変換して、後でサイドバイサイドにする流れで今回は対応した。また、基本、水平方向 360 度画像になるようなので、他のフィルタで、左右をクリップして半分の大きさになるようにした。色々一筋縄ではいかない。

今回、大元の動画は、4K だが、それをフル HD に縮小しつつこのドーム変換フィルタを適用し、最終 1920x1920 で出力するようにした(縦幅指定を 1920 にしつつ)。後で、サイドバイサイドにして、3840x1920 ピクセルの VR 用動画として保存。PSVR(Littlstar) や GearVR(SKYBOX VR Player)で再生した。

そうそう、視野角は 120度に設定してみた。結構視界の多くを映像がカバーする形になる。少々、実際のカメラのレンズの撮影範囲より広い感じがするが、それほどの違和感は無い、というか、縦が縮んでいるのでそっちの違和感のほうが…

ということで再度のチャレンジが必要になってしまった。なかなか難しい。

YouTube に上げようと思ったが、360度で TopBottom タイプで無いといけないらしい。このあたりも一筋縄ではいかない。