パソコン・メモメモ備忘録

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HDD 入れ替えで失敗→なんとか解決

小生の使っている Windows10 な PC は、C ドライブに SSD、D ドライブに HDD を搭載しており(他にも搭載しているが)、ユーザーフォルダを D ドライブに移動しているというちょっと特殊な環境である。最近、D ドライブが休止状態からの復帰時に見えなくなっていたりするようで、ログオンすると、一時プロファイルになってしまう。ということで、ものは試しで HDD を交換することにした。

データのコピーは Acronis True Image のクローン機能を使った。コピー元と先の HDD の容量は違うのだが、手動でパーティションの大きさを設定して、コピー。1TB 以上のデータなので夜中に実行したら、朝には終わっていた。ここまでは問題なし。その後にちょっと手順を間違えてしまった。

いきなり古い D ドライブの HDD を取り外して Windows10 を起動してしまった。すでに作ってあったアカウントのどれでもログオンできなくなった。コピー先の D ドライブは、別のドライブレターが割り当てられていて、D ドライブが無く、ユーザーフォルダーが無くなっていたせいでは無いかと思われる。そこで、ちょっと先走ってしまったな、と旧 HDD を戻して Windows10 を起動したのだが、同じようにログオンできない。なぜ? 先に書いた HDD がおかしかった時のように一時プロファイルが出来なくて、ログオン画面にすぐ戻ってしまうだけの状況が続いた。にっちもさっちもいかない。

結論としては、ちょうど前日に復元ポイントを作っていたので、それで復元することで事なきを得た。具体的には、ログオン画面で、電源マークから SHIFT 押しながら再起動→色々選んで、復元ポイントからの復元を、旧 HDD を接続した状態で、実行。その後、Windows 起動状態で、レジストリの MountedDevices を書き換えて入れ換え完了。

ただ、その時も引っかかったのは、高速スタートアップ。Windows の起動を高速化する機能で、休止状態からの復帰のように、稼動状態のメモリをそのまま保存して、起動時にそれを使う的なものらしい。そのせいで、レジストリをいじったりしたものが、起動しなおしても反映されなかったりすることがあるっぽい。旧 HDD を戻してもログオン出来ない状況が変わらなかったのは、このせいもあったりするのでは、と少々疑わしい。

実は、復元ポイントに気づくまでに、Acronis TrueImage のブータブル USB の WindowsPE 版を使って、USB からブートして、コマンドプロンプトで、ユーザフォルダを C ドライブにコピーして、レジストリをいじって(Regedit、でハイブを読みこんだり)ユーザフォルダの位置を C ドライブに変更したりして、Windows を起動したり、色々トライした。が、上記ログオン出来ず、エラーが出てログオン画面に戻る状況は改善しなかった。

復元ポイントはちゃんと残るようにしておくべきだな、という教訓を得た。復元ポイントも、ユーザーフォルダを別ドライブに移動していると、おかしくなる場合も以前あったが… というか、C ドライブだけでログオンできるユーザを一つはちゃんと作っておくのがポイントだろうか。今後は気をつけよう。