これまだ事前のうわさ通りの新製品が発表された。人気商品(最近は人気が落ちてきつつ無くもないが)の iPad の新しい流れの新製品ということで、結構注目度は高いし、結構売れるのだろう。
ただ、ハードウェアスペックオタクとしては、余りインパクトの無い製品である。機能リストだけ見れば、すでに Windows のタブレット PC や、Android のタブレットで実装されているものばかり。ただ、それらのそれぞれのレベルが、同じ名前の機能であっても1段高い、と期待するのが Apple 製品。今回の iPad Pro はどうだろうか。
カバーになるキーボードは、Microsoft の Surface シリーズが結構レベルが高いが、それ以上だろうか。タッチペンもあるが、N-Trig や Wacom のものと比べてどうなんだろうか。とか。後発だけに完成度が重要そう。
後は、バッテリーと CPU/GPU 性能のバランスはどうなんだろうか。PS4 や XBoxOne 並のゲームをした場合には、流石に 10時間持ったりはしないはず。その辺りもはやくレビューを見たいところだ。
iOS 製品シリーズの最大の弱点と個人的に思うのが、メモリの少なさ。折角の 64 bit OS がもったいない感がある。そろそろ 4GB くらい積んでいても(今時のハイエンドに近い Windows タブレット PC は、8GB が標準化しつつある)いいはず。スペック表に載らないのでよくわからないわけではあるが。
それでも、薄さやパッケージングは Apple クォリティをキープしているのだろう。世の中が iPad Pro をどう受け止めるか。ちょっと楽しみである。