パソコン・メモメモ備忘録

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来た! 4K スマートフォン Xperia Z5 premium

800ppi を超える 5.5 インチ 4K ディスプレイだそうな。フル HD のディスプレイでさえ、もうピクセルがわからなくなってくる解像度だが、それの更に倍、とはとんでも無い印象。普通に使う分には、オーバースペックとしか言い様がない。見えもしないピクセルをハンドリングするとか、無駄に電力を消費するだけのように感じる。白地に1ピクセル幅の黒線、とか見えるのだろうか。

と悪評ばかりだが、VR 用 HMD の画面としては、これくらいの解像度が必要らしい。かなり目に近くに置くわけだし、更にレンズの歪み補正分を考えると、そんなものとか。ただ、この Xperia Z5 Premium をそんなことに使うイメージは無かったり。流石に昨今の高性能化したスマートフォンでも、この解像度で両眼の3Dリアルタイムレンダリングは、荷が重そうだし。

マルチウィンドウなんかは、この解像度がありがたいのかもしれない。非アクティブなアプリを小さいウィンドウに縮めて、画面の端の方へ置いておくとか。縮小しても、かなりの細部まで表示しておけそうなのが利点。

後は、細かいテクスチャー性の表面の表示の質感アップだろうか。細かい柄の写真等を表示した際、モアレが激しかったり、のぺっとしてしまったり。が、改善するかもしれない。特に CG レンダリングの際は、法線マップ等、遠くから見ても正しい質感で表示するのは、非常に難しい。目に見えないピクセルでのレンダリングは、それを軽減する効果がある。とは言え、NVidia の DSR のように、内部的に高解像度でレンダリングして、縮小して表示するのでも、効果はあるのだが。

4K で撮影した写真や動画を、ピクセル等倍で見られる、という意味もあるにはあるが、結局ピクセル一つ一つが見えて無ければ、どうなんだろう? 最近は、聴覚に影響を与えないという高周波の音も録音・再生するのが流行っているので、これもその一環といえるかも。音もハイレゾなら画面も、と。

実機が出回って、実際に使ったユーザーの生の声が楽しみである。