先行予約販売している RESTIR.COM。このページでムービーが観られるのだが、かなり魅力的だ。かなり小さいのにフルキーボードみたいな。なかなかよく考えられているハードウェアに感じられる。キーボードのレーザ投影は人間のため。キータッチのセンサのためには、机の表面ぎりぎりを照らす赤外線と、それを指が反射したのを拾うカメラで成り立っているようだ。結局、赤外線を指が遮るかどうかでタッチしたかどうか判別しているので、タッチしない指は、十分上に上げておく必要がありそう。上記ムービーで、微妙に打ち方（手の形）が変に思うのは、そのせいだろう。普通のキーボードでは、常にホームポジションのキーの上に指を軽く置いておいたりするが、この MagicCube ではそれは駄目で、タッチしない指は浮かせておく必要があるのだろう。
タッチのフィードバックは音のみのようなので、iPad のソフトウェアキーボードを叩くような感覚なんだろうか。机表面が何か返してくれることはないだろうし。結局、使わない指を浮かせておかないといけないこと、キーの位置は目で見て確認する必要があること、指でレーザが遮られて手前のキーが見えなくなることがどれくらい困るか、あたりが懸念事項か。
慣れでなんとかなるなら、結構いいように思う。もう少し安かったら試してみるのだが．．． 発売されたら人柱の方々のレビューが出るだろうから、それを待つことにしよう。薄くて軽い普通の小型キーボードの方がいいような気がしなくもない．．． どうだろうか。
