まぁ、全くの思いつきなのだが、例えば物理数値シミュレーションでは、時間順序に沿って細かいタスクを次々実行していくような場合がある。そういうのを高速に実行するための枠組みって無いのだろうか。
ある数直線上に、タスクが並んでいて、適宜タスクが発生して、その数直線上にどんどん並んでいくし、それを頭からこなしていくタスク処理部隊がいる、みたいな。タスク処理部隊は一度に多数のタスクを処理できるが、後から、今実行しているタスクよりも、処理すべき順序が先のタスクが追加された場合、処理結果に矛盾が生じるようだと、キャンセルしてやり直すとか、ある程度は無視して実行速度を重視するとか。
これって現在の Out of Order 実行の CPU と近いものがあるかもしれない。タスクはもっと大きい単位を考えているし、並んで発生するというより、ある程度ランダムに発生するところがあるかと。
ハード量を増やせば、処理能力も増える、それでいて順序はしっかり守られる、そんなハードウェアがあれば物理シミュレーションをもっと効率よく実行できる気がする。
