パソコン・メモメモ備忘録

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GalaxyS カメラの横縞 (2)

先日書いた GalaxyS で写真を撮ると横縞が出る件についてもう少し試してみた。結局は原因は正確には特定はできなかったのだが。

いろいろ試しつつよく観察してみると、分かってきたこともある。まずプレビュ時と撮影時は横縞の数が変わるようだ。おそらく、プレビュ時は解像度はいらなくてリアルタイム性が重視されるので、画素を間引いて CMOS センサをスキャンしているのだろう。横縞の数が少ない(4本とか。高速にスキャンされている)。高解像度で静止画を撮影すると、横縞の数が増える(7本とか)。

次に気づいたのは、プレビュをじっと見ていると、縞がゆっくりと下へ動いていくこと。これにより、CMOS センサ上の画素の物理的な不具合ではない可能性が高くなる。何かで焼き付いたり、とかではないと。

もう一つ試したのは、液晶モニタの画面の真っ白い部分を撮影した場合。2台の液晶モニタで試したのだが、一台は縞が見えたがもう一台は見えなかった。ちなみに、画面の前で手のひらを振ってみると、縞が見えた方は、かすかに指が複数本の軌跡として見える。要するに微妙に明滅している。もう一方はそういう風には見えないモニタだ。

ということで、状況証拠的には、蛍光灯や液晶画面の明滅が横縞として記録されてしまっている、という結論。しかもシャッタスピードと関係なく、CMOS からの読み出しスピードとの関係で縞模様になるように思われる。ということで回避不能か。しかし、蛍光灯や液晶モニタは 60Hz で明滅していると思われるが、それが画面内に 8 回現れるとしたら、1画面スキャンするの 1/8 秒くらいかかっているということだろうか。なんかちょっと遅すぎるっぽい。しかも縞模様は暗くなるだけでなく、色も付いているように見える。

ということでやっぱり真相は良くわからず、回避方法も不明と。プレビュ画面で縞模様が見えたら、そこでの(その場所の照明下での)撮影は諦めるべき、という所。ただ、昔同じ場所で同じように撮った写真には横縞が見られない。まぁ、照明環境がどうだったのかわからないので、比較はできないのだが、もしかするとソフトウェアの改修で回避する方法があるのかも。

なんとか、安心して使えるようになって欲しい。