QuickTime の新しいバージョン（マイナーバージョンアップ）したらしいので、apple inc. のページからインストーラをダウンロードして、実行してみると．．． 旧バージョンの削除ができなくてインストールできない、というようなエラー。
確かに以前インストールした形跡があり、コントロールパネルのプログラムの追加と削除にもエントリーがある。が、そこからのアンインストールもエラーでできず。途中で、何かのファイルの場所を聞いてくるのだが、そのファイルは存在しない。アンインストールのための情報が入っているファイルだと思われるのだが。
そこで、QuickTime を１からインストールできないか足掻いてみた。まず、QuickTime に関係しそうなファイルを削除、次にレジストリから関係ありそうな（QuickTime のキーワードを含む）キーを削除。「激動たる俺RegEdit改」という激しい名前のフリーソフトを使用。WindowsXP についてくる RegEdit に比べてかなり使いやすいソフトだ。
それでも、QuickTime のインストーラはエラーで途中で止まってしまう。
そこで、インストーラはどのレジストリのキーを読んだ際にエラーを出しているかを見るために、RegMon.exe を実行。これは、リアルタイムでレジストリへのアクセスを全て表示してくれるソフトだ。実行するとずらずら出てきて、普段から何もしなくてもレジストリへ色々なプロセスがアクセスしていることが良くわかる。インストーラを実行しつつ、RegMon.exe でアクセス履歴をキャプチャして、ファイルに落として眺めてみた。
なんか、ある数字だらけ（GUID かな）の名前のキー辺りでエラーになっているようだ。ちなみに、落ち着いて見てみたら、インストーラのエラーダイアログにもその ID が書かれていた。へへ。で、レジストリから、その ID が含まれているキーを全て削除したら、QuickTime を０からインストールすることができた。
ということで、無事、作業完了。そもそもなぜアンインストール情報が消えてしまっていたのか．．．今となっては謎だが、HDD → SSD(CF) → HDD と、起動ドライブを引っ越してきたので、どこかで不整合がおきているようだ。そろそろ、Windows を再インストールすべきかもしれない。そういや、Skype のアップデートの際も同じようなことをしたような。
