やっと Windows の新バージョンの色々が発表された。Impress さんの記事。おそらくリリースされるのは、秋くらいだそうで、まだ半年以上先の様子。気楽に待つのがいいのかな。
まだ今回の発表の各項目、詳細を把握しているわけではないが、一番気になるのはライセンス形態かもしれない… １年間、Windows7 以降からの(RT を除いて）無料バージョンアップができるらしい。最近、手元の Samsung Series7 Slate を Windows7 からバージョンアップしようと Windows8.1 のライセンスを購入したのは、少々早まったか。
Microsoft も、Windows(OS)で儲ける方針は捨てていく方針なのだろうか。PC の値段が下がるので、消費者の一人（開発者としてもテスト環境を揃えたりするのに）としてありがたい所。ただ、XP 後 Vista が産まれたり、Win8 の modern アプリのようなドラスティックな変化の機会を作りにくくならないか、は懸念される。GUI の仕組みがごっそり変わる機会はまだまだ必要そうなので。逆か。無料だから iOS のようにバージョンアップに付いてきてもらいやすくなるのだろうか。
バージョンアップで気になるのは、ハードやソフトの互換性で、これまで使ってきたソフトやデバイスがそのまま使えるかどうか。カーネルは、Win8 から大きくは変化しないのだろうか。GPGPU が OS で使われるようになったり、はまだ先か（音声認識とか？）。プリンタとか、TV チューナとか、映像キャプチャ機器とか、オーディオインタフェースとか、スキャナとか、そのあたりのデバイスが継続して使えるとありがたいが、どうだろう。古い Windows のデバイスドライバを使えるように、エミュレートする仕組みとかあればいいのにな。難しそうだけど。
画面解像度が 4K、5K も含めて急に上がったので、そのあたりももっと対応が進むかもしれない。全然解像度に差があるモニタでマルチディスプレイしている場合に、その間をウィンドウを移動させても、見かけの大きさが一致しているとか？ NVidia の DSR じゃないが、物理解像度が十分高くなれば(Ratina レベル？）、内部解像度と外部解像度は完全に分離できるようになるかも。おっと、 Windows10 に搭載されるのに関係ない、今後の単なる妄想はこのへんにして…
画面の８インチを境に、PC 用と携帯・タブレット用がわかれるそうな。何が違うのか、何が同じなのかが良くわからないが。GUI が変わる（デスクトップと、タッチパネル用と… 机と両手持ちと片手持ち？）感じか。もっと先には、複数人用とか HMD 用とハンドフリー用（ウォッチ？）も追加されるかな、とまた妄想しつつ。
Cortana や AR 関係も OS がサポートするということで、色々楽しくなってくるかも。端末の計算能力は、メイン部分をクラウドに移すことで、端末の大きさに関係なくなる時代が来そうだし。
Windows10 自体がどこまで進むかわからないが、ひとつのステップとして楽しみなバージョンアップである。
