パソコン・メモメモ備忘録

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ギガビットイーサのドライバ更新 RTL8168

昨日、自宅サーバのギガビットイーサネットのスピードが、思ったより出ていないので、色々調べてみた。すると、CentOS5 では、RealTek のギガビットイーサネットNIC RTL8168 が間違って、8169 と認識されて、種々の問題が出る場合があるらしいことがわかった。

ということで、maruko2 note さんの記事を参考に調べてみると、lspci では、

Ethernet controller: Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL8111/8168/8411 PCI Express Gigabit Ethernet Controller (rev 01)

ということで、なんかこの事案にマッチしてそう。実際、r8169 のドライバが使われていた様子。そこで、お手軽?な ELRepo の kmod-r8168 をインストールしてみることにした。

最初、間違えて、kmod-r8169 をインストールしてしまい、ネットワークが見えなくなって困った。ネットワークが見えないので、kmod-r8168 も入れられない。実は、yum remove kmod-r8169 で、またネットワークが使える状態に戻ったので、なんとか、窮地は脱せた。

さて、改めて、kmod-r8168 をインストールして、速度を確認してみると、以前 140Mbps 出ていた Samba で、他の Windows PC から /dev/null へ cat するのが、ドライバアップデート後は、160Mbps 程度に上がっていた。やったー!! では無くて、この程度じゃ GigaBit の名が泣く。逆方向に他の PC へ cat する場合は、もう少し速度が出たり。ただ、変動が大きい。逆に、他の PC から Samba 経由で、この自宅サーバーのデータを読み出すと、200Mbps くらいは出た。USB2.0 の実行速度が 30Mbyte/s くらいなので、それ以上の 300Mbps は出て欲しいのだが。

WindowsPC から、この PC の SSD に置いたデータのやりとりだと、300Mbps 近く出ることもある様子。SAMBA + cat > /dev/null って結構遅いのかも。