パソコン・メモメモ備忘録

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富士通、色覚障がい者のための診断ソフトウェア無償提供8月20日をもって終了

@IT さんの記事。大学先輩の FB のシェア経由。

小生も色覚異常者なので、こういう話は非常に気にはなる。ただ、色覚障がい者も色々なパターンがあり、全てに優しいデザインを考えると、非常に表現の幅が狭くなってしまわないかという懸念はある。デジタルなコンテンツだと、マウスカーソル位置のピクセルの RGB 値をリアルタイムで表示するソフトもあるので、そんなに困ることは無いかもしれない。まぁ、スマートフォンなど、好きにそういうソフトを導入できない環境もあるし、なかなか難しいところ。重度のものになると、激しくブリンクして注意を惹こうとしてもほとんど気づかれない、ということも無きにしもあらず?(個人的には、そういう経験は思いつかないが)。

カーナビで、渋滞と順調が、赤と緑で表現されているのとかは結構辛い。色弱だと、狭い面積の色の判別が苦手というのもあり、細い道が細かく塗り分けられている、というのも非常に判別しづらい。こういうのももっと改善されると嬉しい所。

色の次元が減っているとすると、他の何の軸で代替するか、というのも、思いつくのはなかなか難しい。現在あるのは、3Dステレオ表示で奥行き(動き視差でも良いが)を出すとか、点滅系の時間軸方向の変化で表現するとか(点滅が激しいと渋滞も激しいとか?)。上のカーナビの場合だと、線の太さで表現するとか縞模様とか? 思わず膝を打つようなアイデアが欲しい。