Impress さんの記事。これも今までありそうだったのに無かった技術だろうか。今でも、OnTheGo のケーブルと普通の microUSB ケーブルを使えば、スマートフォン間で電力を移動させられるような気がするが、これを無線でやるのが特許たるところか。
手元にあったスマートフォン2台を OnTheGo ケーブルと充電用 microUSB ケーブルでつないでみたら、一応短時間は給電された。バッテリーのへたっている方を供給元にしたので、すぐ警告が出て止まってしまったが。残り容量が少ないので、USB ホスト機能を停止すると。
それはさておき、友人のスマートフォンから電力をもらう、というのは実用的なのだろうか。無線給電できる距離と速度がポイントだろうか。端末同士をくっつけておかないといけないようじゃ、しかも、10分とかかかるとなると、実用性は低い。隣の席とか、同じテーブルについているレベルでは、使えてほしい所。
そこまで制限するなら、ケーブル経由でもいいような。有線は、今でもできるとは言え、電車で隣に座っている人に、「すみません。電気もらえないですか」とか声をかけるのは、よほど親しい友人のみだろうか。
逆に、積極的に電気あげますよアピールができる仕組みを作るとか。iPhone だと airDrop で、近くの人にメッセージを送ったりできるが、そういう感じで、近くの人にアピールしたり。人に電力を供給すると、ポイントがたまっていいことがあったりして。人にあげられるかも、と思うと、多少容量大き目のモバイルバッテリーを持ち歩くのも苦にならなくなる、とか。
多少の距離離れても十分な給電ができるようになると、色々楽しい応用が利きそうだ。楽しみ。