パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

Google Compute Engine

先日、Amazonクラウド AWS EC2 で、色々計算させてみたりしていたのだが、今日は Goolge のクラウドGoogle Compute Engine を使ってみた。まぁ、どちらも、クラウドならではの、負荷分散とか、動的な処理能力のコントロールとか、全く使ってなくて、単なる仮想プライベートサーバとして使っただけ。ただ、超お高い 32 スレッド動かせるようなサーバー PC を手元に置いていなくても、いつでも思い立った時にさっと使えるのは、とんでもない世界が来たな、感がある。

EC2 と GCE の比較とかは、いろんなサイトでやられているので、個人的に気になった所だけ書いておこう。一つは、EC2 は東京にも拠点があるが、GCE は一番近いのが台湾ぽい。GCE は、インスタンスの料金が安く見えるが、Windows Server を使う場合は、OS 代が CPU 数に比例してかかるので、そんなに差は無いかな。Linux だとお得かも。

EC2 のスポットインスタンスみたいに、GCE にも格安の Preemptible インスタンスがある。いつ止まるかわからないドキドキ感のある?インスタンス。スポットインスタンスは止められるとさくっと消えてしまうが、Preemptible インスタンスは、Terminate されるだけで Delete はされないと思う。実際貧乏な小生は、Preemptible インスタンスを使ってみたわけだが、途中で止められることもなく数時間使うことができた。24時間の制限はあるが、あまり途中では止められないのかなぁ?

計算パワーをばりばり使う場合には、EC2 には 36 CPU のインスタンスがあるが、GCE は 32 CPU。クロックも EC2 の方が高い感じ。ただ、実際のパワーは動かしてみないとわからないが… なんとなくの印象では、GCE の方が計算パワーあたりのコストパフォーマンスはいいような。Web サービス等では全くどうなのかわからない。ただ、今回 USA のリージョンでインスタンスを作ってしまったので、手元からのファイルの転送(IIS による FTP)は結構遅かった。台湾だともう少し速いかな。

GCE では、Windows Server でもスナップショットからインスタンスが作れる。EC2 では、一度新しくインスタンスを作って、ルートドライブを交換しないといけない。これはちょっと便利かも。Preemtible インスタンスも使えるし。なんとなく、GCE の方が制限が少ない感じがする。

今回、二つインスタンスを作って、その間で通信したのだが、なかなかうまく通信できずに苦労した。Windows のネットワークの他方へのルーティングを route コマンドで自分で追加しないといけなかった。何か設定を間違ったのだろうか。

それにしても、計算パワーが安くで手に入るのを何かに使えないかなぁ。ビッグデータとかは個人的にやるスキルが無いし、やっぱ CG 辺りが楽しそうだろうか。フリーのレンダラでも使ってみるかなぁ。