某大学のマシンで運用していた ML サーバを、商用のサーバに引っ越す話があって、商用の ML サーバもいいけど、他にも色々使えたらいいね、ということで、VPS サーバを 1 台？ 借りる事になった（というか提案して通った）。小生、たいして余力がないので、できるだけ手間がかからず（英語読むのは苦手．．）、そこそこの値段、ということで、さくらインターネットの VPS サーバを借りる事にした。
OS は CentOS6 の 64bit 版。CentOS5 の 32 bit 版しか使ったことは無いが、まぁ、そんなに変わらないだろうと。そういや目的の ML サーバ、もともと Debian で動いていたんだっけ？ 全く OS の管理はしていないので、使っているとは言えない。
一番不安だったのは、e-mail 配送が postfix な所か。現在 qmail なサーバは４台ほど動かしているが、qmail はシンプルなので楽（とはいえ、SPAM フィルタ関係はややこしいが）。sendmail なにそれ、postfix は興味はあるけど、qmail で間に合っているし．．な状態だった。まぁ、デフォルトの設定からそれほどいじらなくても、大丈夫だった。
さくらの VPS サーバは、最初に２週間お試し期間がある。が、ポート 25(smtp) 送受信が塞がれているので、メールサーバのテストが非常にやりづらい。インターネットからの受信テスト（本番稼動時の状況を想定した）はほぼ無理なんじゃないだろうか。送信は、他のメールサーバにリレーしてもらえばできるが。
後、独自ドメインも本登録後でしか使えないようだ。本業が忙しくて２週間のお試しの間に余り何も出来なかった。メール(postfix)の設定して、apache をインストールして、fml をインストール・テスト ML を作ったくらい。
今日、ようやくドメインの取得も終わったので（.jp ドメインは結構お気楽だなぁ）、新ドメインでのメール送受信確認。 不正なリレーをしていないかもチェックして OK。
各ソフト、微妙にバージョンが上がっているので、以前のデータ・ファイルがそのまま使えるのか、という所は不安。というか、色々今後のことも考えて新しい機能も使って行かないと．．． 道はまだまだ長いなぁ。
しかし、クレジットカードさえあれば、サーバの設置、稼働、ドメインの取得も簡単にできてしまう。インターネット上での商売は、やはりアイデアがポイントだなぁ。通り一遍のサーバを稼働させるスキルなんて全く差にはならない（まぁ、クラウドを効率的に動かす、とか、特殊なサーバを稼働させるとかになると別だが）。
生まれたてのサーバ(VPS だけど）、何に使おうかと、少しワクワクする所も無きにもあらずかな。
