ムービーを見る限りに置いては、なかなか凄いバックパックが出てきた感。
歩いたり、走ったり、ジャンプしたりしても、バックパックの高さが一定に保たれる機構を搭載しているらしい。さすがにアクティブな電動式では無いとは思うが、かなり背負っている人への負担が減らせているようには見える。
逆に、余りにいい感じに、バックパックが浮いていて、なんか胡散臭く感じるくらい。普通、サスペンションといえば、バネとダンパーだが、このバックパックもそういったものを内蔵しているということなんだろうか。ただ、バックパックに詰めている荷物の大きさによって、最適なバネの強さやダンパーの減衰率あたりは調整が必要かとおもうのだが、どの程度までコントロール可能なんだろう。
流石に 1 軸分しか衝撃や動きを吸収出来ないのだが、背負ってみると結構違うのかもしれない。また、体に密着していないと、体を激しく上下以外にも（上下にも）動かした場合の、カバンに引っ張られる感が強くなる気がするのだが。これは実際に体験してみたいものだ。
背負う紐と、カバン本体の間にレール的なものを挟んでいるようだ。これは結構硬い素材が使われているようだが、体に当たって痛いとかないのかな。流石にその辺りは、間にクッションを充分入れているか。レールの分、背中とバックパックの間に空間ができるのなら、空気の通り道になって、背中にびっしょり汗をかくのを軽減できるかも。副次的メリットもありそう。
すぐに中国で原理をパクった安いのが出てきそうなタイプの製品だなぁ。いいものであれば、充分メジャーになって欲しいものだ。
