パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

今週の自転車車載撮影のテスト PSVR で3Dステレオ動画を観る

昨日も、息子と二人で自転車で山登り。Smooth-Q と Q3H-2 2台で 3D ステレオを、チェストマウントしてのトライ。今回は、4K/30fps での撮影を試した。結果としてはそこそこの 3D ステレオ映像が撮影できた。左右のカメラの同期の問題も、運が良かったのか、1フレーム(1/30sec)ずらすだけで、ほぼ気がつかないレベルになった。激しくカメラが動いた際のローリングシャッター歪とかみると、完全に左右のカメラのフレームタイミングは合って無さそうだが、4倍速にするとわからない感じ。まだ、下りの分しか、サイドバイサイドにしていないが、手間とお金を掛けて登りも処理するか悩み中。

2台のカメラの動画をサイドバイサイドにするのには、今回も、Google Compute Engine 上に Ubuntuインスタンスを起動して、AVIUTL on WINE で mp4 ファイルを作成した。ちょっと弱気で 4 スレッドなインスタンス。4K x 2本の動画を半分に縮小しつつ左右に並べて、3840x1080/60fps を作る。4 スレッドだと 2fps くらいの速度しか出ないのが悲しい所。AVIUTL での MP4 デコードか、4K→フル HD への縮小辺りが重いのかもしれない。

ちなみに、Q3H-2 の生 mp4 ファイルは AVIUTL(L-SMASH) の相性が悪いので、Ubuntu で標準インストールされる vlc プレーヤーを使って、Demax → Remax した mp4 を使う。40GB くらいの HDD をインスタンスに載っけておかないと、結構容量を食うので注意。

さて、出来上がった 3D ステレオな動画は、いつもは GearVR か PowerDVD で見ているのだが、PSVR でも見られることに気付いた。Littlstar アプリを使えば、USB メモリから再生できるのを忘れていた。Littlstar フォルダ内に、ファイル名に _3dff_lr を付けたファイルを置くと良いようだ。

特に GearVR で見るのと違いは無い気がする。ヘッドトラッキングが 90fps とか画素が RGB 配列とかいう優位点は有るはずだが、暗闇に浮かぶスクリーン表示なので、ほぼヘッドトラッキングは関係ない感じ。画素の粗さは、こういう映像では PSVR の方が目立たない気がする。ま、家族にも見せるには、スマホを晒す必要のない PSVR が断然便利なわけではある。

ということで、一応 YouTube にアップロードしたのを挙げておく。相変わらず画質の低下は激しい。オリジナルはもう少し高画質。多分。

PSVR で見るには、VR 用動画(エクイレクタンギュラー)に変換しないといけないかと思って、AVIUTL のフィルターを書こうとかしていたのだが、LittlStar アプリでそのまま再生できたので、良かった、かな? LittleStar アプリだと、スクリーンの大きさが変えられない欠点はあるので、変換の意味はあるかも…