パソコン・メモメモ備忘録

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3D ステレオ 撮影 with アクションカム + Smooth-Q つづき

昨日の続き。そういえば、そもそも昔から 3D ステレオ撮影がやりたかったのだが、機材を揃えるのは、なかなかにお金のかかる話である。もともとステレオ撮影機能のあるカメラでなければ、同じカメラを2台用意する必要があり、コストも2倍だ。ところが、今回使った Q3H-2 は、2台買っても(たまたま安売りしていたので)5,000円しないというレベル。しかも、それなりの画質で撮影できると。これは長年の夢をかなえるしか無いと。

それは、さておき、撮影した動画の処理をしないと、3D ステレオ再生対応の機材やソフトに流し込めない。撮影した動画を片目ずつフル HD に縮小(撮影は 4K と 2.7K で行った)しつつ上下に重ねて 1920x2160 の動画を作った(ファイル名を ~_TB.mp4 にした)。それを GearVR の Occulus Video や Samsung VR で見たみたのだが、なぜか両目それぞれが 1920x2160 のアスペクト比の動画として表示される。みんな縦長だ。MP4 の SAR をいじると横長にできるのかもしれないが、とりあえず 2560x1440 画面を上下2分割して、横に伸びた各眼用の動画を重ねる感じにしたら、想定通り両目それぞれ 16:9 として表示された。

で、ステレオ感はどうかというと、それなりに、と言った感じ。Samsung VR アプリでは、映像を表示する仮想スクリーンのサイズを自由に変えられる。そのサイズを結構大きくすると画像は粗いが、VR 用パノラマ動画とまではいかないまでも、それなりに臨場感が出るような気がしたり。ただ、どこかの VR 動画と同じく、対象物が小さく見えたり、奥行きが小さめに感じられたりした。何が悪いのだろう。両目の間隔とカメラの左右レンズの間隔が合っていないからだろうか。

GearVR の他に、自室に LG の 3D ステレオ対応 21.5 インチ液晶モニタがあるので、それでも見てみた。ソフトは昔買った Cyberlink PowerDVD12。いまや 17 まで行っているようだが、今回の用途には事足りた。偏光レンズメガネを掛けて見たら、ちゃんと奥行きが付いて見えた。ここでもなんとなく小さく見える感がある。

後、YouTube にも上げてみた。が、どうしても処理が 95% で止まってしまう。一度だけ、Chrome 上でアナグリフで再生された気がするのだが… もう少し待ってみるか。

サンプル動画を公開しようと思ったが、拙宅の中を歩き回った映像なので、ちょっと出せず… 週末でもでかけようかな。