今年の WWDC は様々なハードウェアの新製品が発表されたようだ。個人的に気になるのは、それほど多くはないが、一つは、iPad Pro 10.5 インチの 120fps 表示だろうか。実物を触ってみないとわからないが、10.5 インチの画面で、指に吸い付くようにタッチやスワイプができるのなら、ちょっと気持ちいい感触じゃないだろうか。まぁ、すでに SHARP の AQUOS なスマホでは実現されているので、それで感触はわかるのかな？ 実はまだ未体験だった。
もう一つは、iMac Pro に AMD GPU の Vega 搭載、という点だろうか。まだ、詳細情報が出てこない Vega なので、気になるところ。WWDC 会場には、実機の iMac Pro もあったそうなので、すでに Vega が搭載されていたのか、プロトタイプなので、前世代の Polaris 辺りが入っていたりして。しかし、iMac は庶民の Mac というイメージから、どんどん高級路線になっている気がする。もう Apple は、mini も含め廉価な PC は販売しないのだろうか。安い端末は iPad, iPhone で十分とか。といいつつ、iPad, iPhone の高価格化が進んでいたり。まぁ、最安モデルの iPad の最近出したし、そんな感じかなぁ。
あと、ARkit も発表された。2年ほど前に、AR 構築用ライブラリを開発していた Metaio を Apple が買収していたので、それがやっと Apple ブランドで再デビュー、という感じか。マーカーレスでオブジェクトやカメラ方向を認識できたり、結構優秀。プロセッサパワーの向上で、スマホでも十分動くようになったというのもあるのかな。
なんか他社の後追い的なものも多いが、Apple さんには、まだまだ面白いものを出してきてほしいものだ。
