パソコン・メモメモ備忘録

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2018 年 4K/8K 実用放送に向けて

Impress さんの記事総務省からも情報が出たようだ。現在のテレビ等に搭載されている 4K 対応の(8K 対応のものはまだ無いかな…)チューナーは、試験放送に対応したものであって、2018 年に開始される実用放送には対応しないとのこと(対応する可能性も無いのかな?)。こういうのはちょっとどうかと思うのは小生だけだろうか。やはり 8K とか急ぎすぎている気がする。

とはいえ、ハイビジョンのときもアナログな MUSE 方式は試験放送もやっていた。小生も電器屋の店頭(実家)で指をくわえながらその高画質な映像を見ていたものだ。とても一般人の手が出ない価格帯だったように思う。その後デジタル方式が出て、平面アンテナの BS チューナー(アナログ BS 用)に、BS デジタルのチューナを買って繋げたらたまたまうまくいって、D端子搭載のブラウン管テレビで、ハイビジョンが見られたのに新時代を感じたものだった。

とは言え、MUSE 方式は本気で実用化を目指して、諸々の状況からデジタル方式に変わったのだが、今回の試験放送は、もともと実用放送とは異なることを前提としている所が違う。すぐに使いみちの無くなる試験放送用のチューナーとか販売するのは、社会的にどうなんだろう。

そういや、8K の試験放送を受信できる民生用チューナーも出たりするのだろうか。というか、テレビも民生用のものはないか。パブリックビューイング用の高価な専用機材だけかな。SHARP の 8K 画質(4K のサブピクセルを使う)のパネルを使った、8K 放送対応のテレビは出る可能性があったりするのかな。

今の所は、4K は、テレビは買ってもいいが、放送よりも(チューナは買わず)ネット配信か Blu-ray で楽しむのが良いってことか… 良くわからない時代になってしまった。

昔話ばかりだが、ハイビジョンの頃も、地上波はアナログで SD 画質で、家庭用ビデオカメラの方が先にハイビジョンになっていた。今回も、地上波はハイビジョンのままで、家庭用ビデオカメラが 4K に先に対応している。しかしながら、60fps はなぜかまだなので、BS/CS が先行できるかも。とは言え、2018 年までには、4K 60fps が当たり前になるかな… ちょっと 30fps の時代が長すぎる気がするが。