パソコン・メモメモ備忘録

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Lenovo から Google Tango 対応スマートフォン Phab 2 Pro

Engadget さんの記事。元々の Google の Project Tango の詳細も良くわからっていないので価値を把握できないが、スマートフォンに深度カメラが搭載されているのは、使い道が色々あって楽しそうである。特に、Google が決めた API があって、それをベースに AR/VR、深度カメラを活用したアプリが比較的簡単に開発できるなら、これまでに無いものが作れるかもしれない。

深度カメラは、流石にスマホ搭載、ということで余り精度は高くないだろうか。方式は、単眼の赤外線センサーとすると、ToF 系だろうか。初代 Kinect や RealSense3D のパターン照射方式だと、赤外線の照射部とその受光部が離れている必要があるし。Tango では、流石にセンサーの種類までは規定していなくて、深度画像が得られさえすればいいのかな。

Phab2Pro には、モーショントラッキングカメラとかいうものも搭載されているそうな。これまたなんだろう。カラーカメラでは性能が足りない、ということで別に用意されているのだと思うが。拾った情報によると白黒カメラとか。もしかすると、モノクロカメラで、解像度やフレームレートを稼いだカメラなのかもしれない。オプティカルフローくらいは即計算する機能を搭載していたり?

カラーカメラ、深度カメラ、モーショントラッキングカメラと搭載して、結構消費電力は大きそう。これらもワンモジュール化して、安く小さく高精度化省電力化が進むのかもしれない。Tango では、更に魚眼カメラを搭載することもあるらしい。全周囲もデータを入力したい?

AR 的な使い方は、Microsoft の Hololens と重なる部分があるだろうか。まぁ、こちらはより気軽さを追求する事になるかと思うのだが。

人間の視覚では、深度カメラというよりかは、2台のステレオカメラで奥行き情報を得ている。ステレオカメラより、深度カメラの方が、合っているのかなぁ。そのあたりも良くわからないが、今後の発展が楽しみである。