Impress さんの記事。4K ビデオカメラもテレビの普及に伴って、だんだん普及してきそうなモデルが出てきている。ただし、色々とまだまだ待ちな雰囲気も。
とりあえず一般家庭用にはハイエンドでも 4K 30p で、未だ 60p には到達していない。そんなに世の中 30p で十分とか思われているのだろうか。テレビの倍速化機能が 4K でもバリバリ効いているとか? あんまりそういう話は聞かないが…
Panasonic の HC-WXF991 は、4K で撮影したものを、カメラ内で色々いじって、フル HD に切り抜く機能を色々搭載しているとか。手ぶれ補正を強化したり、物体を追跡しながら切り抜いたり。目の付け所は結構いい感じがする。解像度が高いのだから、無理してズームせず、常日頃からちょっと広角目に撮影するようにしよう、的な。
ただ、折角のこれら機能も、4K 撮影が 30p だと魅力が半減。フレーム倍増化機能もついているのならいいのだが… その情報は無く。出てくるのが 30p のフル HD だとちょっと悲しい。
SONY の FDR-AX53 は、順当に基本性能を上げてきた 4K ビデオカメラな印象。相変わらず他のメーカーより一歩抜きん出ている空間手ブレ補正も含めて、ただただ映像を撮影するというのだけを考えるとレベルが上がっているのだろう。手ぶれ補正は、安価なアクティブスタビライザーが最近出てきたので、微妙にはなってきているが、ある範囲のブレ補正の細やかさはまだ優位性がありそうだ。
こちらもやっぱり 4K は 30p までとのこと。初めて HDV カメラが出てきた時は、解像度はともかく 60fps(インターレースだったが)は確保されていた。4K にインターレースは時代遅れではあるが、だからと言って 30p 止まりなのはどうなのだろう、とまた同じ愚痴を繰り返してしまった。
しっかり記録したい人には、SONY かな。色々映像を作りたい人は Panasonic。といいつつ、30p ならコンデジやスマートフォンで撮影できるようになっているし、ここまででかいビデオカメラを持ち歩くのはなかなか厳しくなってくるなぁ。イベントでしか使わないカメラになりそう。カメラのレンタル屋が儲かるかも。ここは、60p に対応して、コンデジとの差別化が欲しい。
しつこいか。