パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

PC 画面録画から REGZA 42Z3500 で再生できるファイルを作成

今日はちょっと面倒な事をやってみた。PC の画面を録画して、それを REGZA で再生するのが目標。まぁ、スマートフォン & MHL 接続でもいいのだが、REGZA 自身の MPEG2 再生能力を使いたい、と。

PC の HDMI 出力を AverMedia の USB HDMI キャプチャデバイス C875 経由でディスプレイに繋いで、C875 の USB は別の PC に繋いで、その HDD に録画するという構成。場合によっては HDMI の途中にチョメチョメな装置を挟むとかいうのも、考えておきたい所だが、今回はとりあえず。

PC の画面を録画する際は、音声をどうするか考える必要がある。タブレット PC な 東芝 Dynabook V714 だと、普通は、スピーカーから音声が出るが、既定のデバイスHDMI 接続したモニタにすれば、音声も同時に録画することができる。ただ、気を付けないといけないのは、メールの着信音なんかも一緒に録音されてしまう。録画したいソフトの音声だけを HDMI に載せたい所だが、そういう設定はでき無さそうな。変な音を出しそうなソフトは可能な限り終了しておくに限る。

C875 は、本体に録画開始・停止ボタンがあるので、録画 PC 側での操作は最小限でできるのが便利。まぁ、ボタン押してすぐ録画開始にならない問題はあるが、その辺りは余裕をもって操作するしか無い。今回は、マルチモニタにして、セカンダリモニタ全画面を、録画対象にしてみた。プライマリ側で色々操作できると便利だと思ったが、用途次第か。

後、録画用の付属ソフト RECentral が結構重いのが気になった。今回の録画 PC は Athlon64X2 2.6GHz のかなり古い機種。RECentral を起動するだけでも全体で 50% 位の CPU 使用率になり、録画を始めると 80% を超えてくる。時々録画が引っかかるようだ。RECentral のプレビュー画面でたまにカクついた場合も、録画は大丈夫な事が多いが、たまには録画も引っかかっていたり。

C875 では、H264 な MP4(か TS)で録画される。これを REGZA で再生できる MPEG2 な TS に変換する必要がある。今回は、A's Video Converter を使ってみた。そんなにスペックの高くない PC でも フルHD 30fps の動画が実時間の倍以上で変換できた。素晴らしい。その後、TsMuxeR というフリーソフトで、TS に変換。これを共有フォルダに置けば、REGZA から再生できると。

ただ、結構トラップはあって、A's Video Converter では、AMD Encoder を選んで、MPEG2 にして、GPU を OFF にしないと(小生の PC では)、勝手に H264 に設定が変わってしまった。また、音声を AAC にすると、PC においても映像は再生できるが、音声がおかしいファイルができて、TsMuxeR が読んでくれなくなる。といって、他の形式(MP3 とかだと)REGZA で再生できなかったり。一応、MPEG1 なら REGZA でも再生できた。また、ビットレートを 32Mbps とかに設定してみたが、実際出来たファイルはもっと低いビットレートの様子。

拙宅の非力な PC しかない環境でも A's Video Converter があれば、トランスコードして REGZA で直接再生できるようにする気力が出る。REGZA の USB HDD へ移動して、そちらから再生することもできるし、なかなか使える感じだ。

とはいえ、はやくこの REGZA 42Z3500 は買い替えたいなぁ。