プログラマ35歳限界説というのがあるそうだが、35歳を大きく越えているのに未だにコーディングしないといけない立場にいる。ということで、こういう書籍も読んでおいた方がいいんじゃないかと、買ってみた。
プログラム技術書のライトノベルとも言うべき、読みやすさだった。この週末だけであっという間に読んでしまった。まぁ、軽く流したので、もう一度気になる所はじっくり読むつもりだが。半分くらいの項目は、すでに自分でもやっているプラクティス(実践)で、残りの半分強はなるほど、と納得させられる項目で、残りはやってみないと納得出来無さそうな項目、といった印象だろうか。
小生の問題で、書いてあるとおりにでき無さそうなのは、英語に関わる問題だろうか。適切な変数名や関数名を英単語でうまく書ける自信はない。その辺は自分で理解出来る範囲の英単語で名前をつけて、後は日本語のコメントで補うしかない。最近の IDE だと、マウスオーバーで、コメントの説明を表示する機能があったりする。その辺りを活用するのが良さそうだ。変数名や関数名を日本語にするというのはどうなんだろう。UTF-8 も一般化してきているしコンパイラも通るようになってきているのかな。
歳のせいか、最近、頭のスタックの深さが浅くなってきているような気もしている。他人のコードを読む(1ヶ月でも前に書いた自分のコードも同様)際に、余りに定義が深いと理解に時間がかかってしまう。あるクラスのメソッドの機能を確かめるために機能を見ようして、継承や所有関係を毎回辿らないといけないと、イライラしてしまう。実際のコードにたどり着いてみると、何のためにそこまで掘り進んだのか忘れていたり。レベルの高いプログラマは 10 階層位は余裕だったりするのだろうか。これに対抗する手段は有るのだろうか。IDE が、それこそマウスオーバーで、色々たどって、実装のコードをぱっと表示してくれたらいいのに(もしくは候補の選択肢を出して、選んで...)。すぐ表示できるならすぐ消えるサブウィンドウでも構わないし。
翻訳本を読んだわけだが、原文(英語)も非常にわかりやすいらしい。英語の勉強のために、原著を買った方が良かったかな。Kindle 版もあるし。
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)
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