今回の CES2015 は全体的に、興味深い新製品が数多く出てきている印象がある。まぁ、小生の個人的興味ではあるが。その中で、東芝の新製品もなかなか気になるものがある。
ひとつは、現在小生が持ち歩いている Dynabook V714 の直系の後継機っぽい機種 PORTEGE Z20t ULTRABOOK（Ascii さんの記事）。基本的には、画面の解像度（フル HD）や WACOM のペンは変わらないが、画面の大きさが 12.5 インチだったり、CPU が CoreM の結構クロックが低めのものだったり。キーボードが重くて厚めだったり。本体は画面が大きくなったのに反して、V714 より軽くなってるっぽいのがいい感じだが。
わざわざ企業向けの Corei7 搭載の V714 を使っている小生としては、CPU パワーが落ちているとなるとちょっと厳しい感じか。V714 と同じように企業向けに、Corei7 搭載機種も売られるのかもしれないが。SurfacePro3 対抗にするなら、画面解像度もフル HD じゃ勝負にならない感じ。WACOM ペンだけじゃなぁ。
ちょっと気になるのは、筆圧 2048 段階と書かれている点。V714 は確か 1024段階。新しい世代の WACOM のペンなんだろうか。後は、キーボードドック側に USB3.0 が２ポートあるのは羨ましい。その分本体は、microUSB しかないようだが。USB メモリが刺しづらい（要変換ケーブルなど）。
もう一つは、1 チップの SSD が、今後の PC をちょっと変えそうで気になる所（Impress さんの記事）。この Z20t には搭載されてないのかな。タブレット PC の軽量化と性能アップに貢献しそう。
その他、気になるのは、上の記事にも書かれている、高機能な SD カード。NFC 搭載のものは、スマートフォンでタッチすると、サムネイルとかが確認できるそうな。これはデジカメの電源を入れなくてもいいのなら、ちょっと便利かもしれない。そういう系では、すでに以前に発表されている TransferJet 搭載 SD カードも便利そうだ。WiFi で接続するより、こっちの方が、接続までの時間という点で良さそうな気がする。実際使ってみたいものだ。
