パソコン・メモメモ備忘録

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Dynabook V714 を acronis true image でフルバックアップ

連休中に、いつも持ち歩いている V714 を Windows8.1 から 10 にアップデートしようと思っていたら、連休も残り少なくなってしまった。ひとまず、フルバックアップを取る所から始めることにした。いつもバックアップに愛用している Acronis True Image を USB メモリからブートしてフルバックアップを取ろうとしたのだが、これがまたトラップが多くて時間がかかってしまった。

まず、USB メモリからブートできるようになるまでが大変だった。Windows8.1 だと、Shift 押しながら再起動を選ぶことで、次回 USB メモリからブートするように設定できるのだが、これがうまくいかず。再起動時、一瞬 USB メモリへアクセスがいくようだが、しばらく無反応で、その後再度再起動して普通に Windows が起動してしまう。

一応 V714 では、電源 ON 直後に F12 を数回?押すことで BIOS のブートメニューを出すことができるので(調べた。ちなみに F2 だと、BIOS の設定メニューが出る)、それで USB メモリを選んでも駄目。この時、USB メモリは、Acronis True Image 2015 のレスキュー用ブータブルメディア作成ツールで構築したものが入っていた。

結局、ブートの種類が UEFI になっているのが問題で、BIOS の設定メニュー(の結構奥の方)でこれを CSM に変更すると、USB メモリからブートできた。これで一安心、と思ったのは気が早すぎで、Acronis True Image の最初のメニュー画面で全く操作できない状態になってしまった。キーボード、マウス、タッチパネル、何も反応せず。キーボードドックでも駄目。USB が見えていないのだろうか。

よく見てみると、Acronis TrueImage のブータブルメディア作成には、もう一つの種類があった。WindowsPE ベースのものらしい。藁をも掴む思いで、それにもトライしてみた。まず、AcronisTrueImage の AddOn をダウンロード、インストール、そして WindowsADK もダウンロード、インストールして、USB メモリの作成。ダウンロードは結構時間がかかった。

で、V714 を先ほどと同様にこの USB メモリからブートしようとすると、うまくブートできず(USB メモリにアクセスにいくが、ブート対象と認識されない感じ)。まだトラップがあるのか、と悩んだが、ブートの種類を UEFI に戻して、無事に WindowsPE がブートできて、その上で動く AcronisTureImage も無事起動できた。

後は、内蔵 SSD の中身をまるっぽ、USB3.0 な HDD にバックアップするだけ。さすが USB3.0、100GB 近い容量を 8 分程度でバックアップできた。なんと。まぁ、バックアップ先の TIB ファイルの容量が 63GB 程度に圧縮されていたようだが。

ということで、やっと安心して Windows10 にアップデートできるようになりましたとさ。