パソコン・メモメモ備忘録

気の向くままパソコン関係等で気になることを書き記す。時々更新!

vMix と AmarecTV

HDMI キャプチャカード DN-PHVC626 にビデオカメラを繋いで、vMix でスイッチングしてみようとしたのだが、HD70A なチップは vMix との相性が悪いらしくて、使えない。回避方法としては、AmarecTV で DN-PHVC626 をたたく、という道がある。AmarecTV は結構よくできていて色々なキャプチャボード等で安定して使えたり、HW デインタレース機能もあったり優秀だ。

で、今回初めて知ったのが、AmarecTV のライブ機能。AmarecTV でキャプチャしたものを、他のソフトへ仮想キャプチャデバイスとして送ることができる。まさに、今回のような問題にピッタリの機能だ。ただ、ライブ機能では、HW デインタレースが使えないのがちょっと残念。

後、クロッピング機能の挙動が良くわからない所が.. まぁ、vMix との組み合わせでは、vMix 側でクロッピングするという回避方法があるので問題なし。今回、16:9 で撮影された映像の、真ん中 4:3 の部分だけを vMix で使おうと考えたわけである。AmarecTV で、720x480 ピクセルの 左右 90ピクセルずつをクロップしてみると、ライブ出力では、周りに黒領域がついて、真ん中に小さく表示される状況になってしまう。そこで、ライブ出力では 720x480 の 16:9 映像をそのまま送って、vMix 側で 水平に 1.33 倍拡大して同様の結果を得るのが簡単そうだ。

AmarecTV でプレビュされているのを SCFH DSF でキャプチャして vMix に送る手段もマシンパワーに余裕があればできるが(こちらは HW でインタレースが使える)。デスクトップの一部をプレビュに確保する必要がある欠点もあり..

この分野は、なかなか一つのソフトで要望通り完璧なものはないが、DirectShow のフレームワークの中で、色々なソフトを連携させて使えるのが素晴らしい。PC の性能向上もこういう所では非常に役に立っていると言えよう。