パソコン・メモメモ備忘録

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次世代映像コーデック?

H264、MPEG4-AVC の次の規格制定が進んでいるそうな。Gigazine さんの記事。HEVC(H.265/MPEG-H part2) とか言うのか。名前がだんだんややこしくなるなぁ。もっと覚えやすい名前を一つ決めて欲しい所。MPEG-4 AVC の半分のデータ量で同程度の品質とか。この記事のサンプル画像を見るとなんとも評価しづらいサンプルの画像が上がっている。部分的には、画質は上がっているようだが、そうではない部分もあったり。輪郭付近のすっきりさと細かい部分が残っているのは向上している所か。ぼけてしまているところはやっぱりぼけているのは仕方ない。まぁ、実験的なものだろうから、本物が出てくるまでは評価はできないか。ハードウェアへの負担を増やして、その分、画質を向上させる、って感じか。ハードウェアの進化前提。

ハードウェアにコーデックが当たり前に載らないとなかなか普及はしないと思われる。やっぱり、ビデオカメラが一番早いかなぁ。バッテリ駆動で、ハイビジョンで MPEG2 リアルタイム圧縮できる HDR-HC1 が出た時はちょっと感動した覚えが。昔は、Motion JPEG のリアルタイムコーデック(しかも SD 解像度)の拡張カードを挿していた頃もあった。今時は HD 解像度の Mpeg4 AVC のコーデックが CPU 内蔵とは恐ろしいものだ。4K 解像度とともに 2〜3年で普及する可能性も無くもないなぁ。

今回も Wavelet ではなく DCT ベースっぽい。人間の感覚には DCT が合っているのかもしれない。しかし、動画圧縮はどこまで圧縮できるものだろうか。めちゃくちゃ時間をかけてエンコードすれば画質は上がるのだろうか。映画の DVD  等では、人間がシーン毎に圧縮パラメータを調節しているらしいし。この辺になると撮影意図等の情報が必要なわけだが。そういや MPEG-4 の頃、被写体を認識したり、背景の3次元形状を把握して内部に3次元モデルを持って、それを使って圧縮効率を上げる、とかいう話があったような気がするのだが... 汎用のハードウェア化厳しそうだ。