パソコン・メモメモ備忘録

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REGZA 42Z3500 不調→なんとか復調

家に帰ってみると妻からテレビが映らなくなった、と。B-CAS カードが読み取れない系のエラーで、録画したものも再生できない状況とか。実際やってみるとその通りで、外部入力しか使えない、ビデオモニタ状態だった。Wii が使えるので長男は気にしてなかったり。で、B-CAS カードを抜き差ししてみてもダメ。HDD レコーダのカードを代わりに挿してもダメ、抜いたカードを HDD レコーダに入れると、HDD レコーダではちゃんと映る。ということで REGZA の問題であることは明白に。

B-CAS のカードスロットを懐中電灯で照らして覗いてみると、カラフルな紙くずっぽいものが。こいつのせいで B-CAS カードが完全に奥まで刺さらないということらしい。なんでも、子どもがカードを抜いていて、差し込んでみたら途中で引っかかったんで、無理やり押し込んだらなんとか奥まで行ったと.. そこは無理やり押しこんじゃダメな気がする..

竹串を削って薄くしてスロットに突っ込んでみたが、紙くずが固まっている状態で、びくともせず。次にゼムクリップをスロットに突っ込んでみたが、全然届かず。大きいゼムクリップを手配して、先を小さく L 字型にしたものを作ってスロットをほじってみた。紙くずに L じ部分を引っ掛けることはできたが、まったく引き抜けず。紙くずは相当固まっている様子。

これは裏蓋を外して中を見るしかない、ということで、20本以上のネジを外して裏蓋を外した。もう保証期間外だからいいだろう。それに昔のブラウン管テレビと違ってそんな高電圧なところはないはず。と思ったが、確か冷陰極管が使われているので、高周波に注意する必要があるかも。最近の LED バックライトなら、全く高電圧なところがなくて安全なのかも。

なんとか裏蓋を開けたものの、B-CAS カードスロットは一体になっていて結局分解して中を見ることはできず。基盤ごと外して、カッターの刃を、接点を痛めないよう差し込んで、中の紙くずを小さく切り刻みながら少しずつ外へだした。最終的には、全部出し切れなかったが、カードが奥まで差し込めるようになったので、作業は完了とした。

テレビにスロットを戻してスイッチを入れたら、無事デジタル放送を視聴することができた。ほっと一安心。また裏蓋をはめて、20本以上のネジを締めなおしてやっと終了。実際には、裏蓋開ける前にケーブルを全部抜いたので、その挿しなおしも結構面倒だったり。

子供のいたずらも困るが、大人のやることもそれなりに... 粉々にしてしまったので、中に入っていた紙くずがなんだったのかわからないのは残念だ。B-CAS カードは早く廃止して欲しいものだ(関係ない?)