パソコン・メモメモ備忘録

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久々にサーバーのメンテ php のバージョンアップ

WordPress を動かしている CentOS6.10 のサーバーを久々にメンテした。管理者画面を開くと、WordPress 5.5 に更新しろと、そこら中で表示されて、かなりうっとうしい。ただ、 5.5 に上げるには、php のバージョンを上げる必要があるらしい。ということで調査。

Qiita の ozawan さんの記事と bezeklik さんの記事を参照して php をバージョンアップ。

とりあえず 5.6 系を入れようとしたが、yum install で失敗する。パッケージ名を見ると el7 が入っていて、CentOS7 用な感じ。最初間違えて、remi-release-7.rpm を入れてしまったからかと思って、7 を rpm -e で削除して、6 の rpm を入れたのだが、状況が変わらず。

rpm -ql remi-release で remi の内容を確認したところ、php56 の設定ファイルが入ってない感じ。54 ならあるが、それを入れても意味は無い。ということで、最新ぽい php73 を入れることにした。

yum-config-manager --enable remi-php73

で設定してから、yum install php で 7.3 の php を入れることができた。

ところが、WordPress の管理画面の更新のところを見たら、まだ php は 5.3.3 のまま。かなり頭がハテナだったのだが、結局、apache(httpd) を再起動したら、更新されて、WordPress も 5.5 に上げられることに。

実は、5.5 に上げる前に、プラグインの更新をやってみたら、WordPress のトップページもエラーで開けなくなったり。WordPress がインストールされているディレクトリの、wp-contnts/plugins の中身を一時別の場所に移すと、無事、WordPress のページが表示された。一つずつ戻しながら挙動を見てると、
WP Multibyte Patch というのがエラーが出たので、それ以外を戻して無事稼働。

WordPress を 5.5 にすると、今度は、「お使いのサーバーの PHP では WordPress に必要な MySQL 拡張を利用できないようです。」と表示されたり。yum install php-mysql を実行したら、無事、また WordPress 上のサイトが表示されるようになった。

WordPress5.5 だと、ツールのところにサイトヘルスという項目があり、いろいろ環境を整えるべき点が指摘される。MySql のバージョンが古すぎるとの指摘有り。php も 7.4 にしろと言われるが、CentOS6 では、7.3 までじゃないだろうか。要確認。MySql のバージョンアップは、なかなか怖いなぁ。

ということで、いろいろ引っかかって時間が掛かったが、諸々更新することができた。残った課題も追々進めていくことにする。

しかし、サーバーのお守りは、知識と経験が必要になりすぎる気がする。ボランティアでやる仕事じゃないなぁ。もっと簡単なシステム・サイトを利用すべきだろうか。

CentOS7,8 からは、また、かなりいろいろ変わるので、どうしたものだろうか。ここに気合を入れるより、サクッと新しい CentOS にするのも手かな。