職場で、織物の糸使いとかルーペで観察したりするので、こういう機材には興味があるのだが、ふと、Amazon を見ていると 1500円くらいで売っているので、つい、ぽちってしまった。
ただ、安いやつは、スペックに嘘が書かれているっぽい。とりあえず十分遊べるし、面倒なのでほうってあるが、返品すべきものなのかも…
買ったのはこれ。
500倍ズーム デジタルマイクロスコープ USB 顕微鏡 これがあればいろいろ拡大して見ることができます【皮膚 頭皮診断 生物観察 宝石鑑定 繊維検査 偽造判断 実験】 (500X)
- 出版社/メーカー: サンクスワールド
- メディア: エレクトロニクス
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この外観の製品の中で、一番安そうだったので。ただ、同じ外観でも、1000倍とかいうのもあったり。実は中身がちがうかも。というのも、今の所、実質解像度が VGA でしか出力できていないので。Amazon の製品ページには、サポートビデオ解像度 3M/2M/1.3M/0.3M/0.1M とかあるが、そこまでの解像度は無さそう。1000倍のやつだったら、もう少し高解像度で出せたりするのだろうか。パッケージを見るとそんな感じもしなくもなく。
最大 1600倍のモデルも有るのかな。
PC に接続すると、普通の UVC タイプの Web カメラぽく認識されました。Windows10 標準装備の「カメラ」アプリですぐに撮影画像を見ることができます。ケーブル途中のダイヤルを回すと LED ライトの光量が調整できました。光量を増やすと入射光量も増えてシャッタースピードが上げられるので、フレームレートも上がるようです。最大 30fps 出ますね。Amazon のレビューを見ると、先端の蓋を外さずに評価している人もいるようなので、蓋はとりましょう(笑)。
本体の銀色のダイヤルで、ピント調整と拡大率の調整。一つのダイヤルでどうやって?という感じだが、被写体に近づいた状態でピントをあわせると、拡大率が高くて、被写体から離した状態でピントをあわせると拡大率が低くなる、ということっぽい。先端の透明のプラスチックパーツを外せば、かなり被写体にレンズを近づける事はできるが、ピントは合わないかも。プラスチックパーツより内側でピントが合うポイントはありそうだが。レンズを傷つけるかもしれないので、余りやらない方が良いかな。
ひとまずカメラアプリでは、解像度は静止画、動画ともに 480p が Max。付属の CD からドライバーをインストールしてみると、GL USB2.0 UVC Camera Device というデバイスになるが、結局 480p でしか撮影はできない感じ。付属の amcap.exe で、録画や保存解像度は 6324x4742 まで指定できるが、480p の画像を拡大したものが保存されるだけだった。
AmaRecTV4 でも試してみたが、同じように高い解像度は指定できても、VGA 解像度の画像を拡大したものが表示・保存されるだけだった。センサ自体のスペックかな。
ということで、当然のごとく、色々撮影したサンプルを置いておく。GalaxyS8 の有機 EL は、もう少し拡大できたらいいのだが… とは言え、遊び程度には十分な拡大率とは思える。肉眼では見えないものが見えるので。ただ、ルーペ&スマホのカメラの方が解像度的には上かもしれない…
この顕微鏡の利点は、手軽に PC の画面に写せるところだろうか。リアルタイムでミラー表示できるソフトと合わせると(付属の Amcap とか、ManyCam とか)、毛抜きなんかに役に立つ。どうしてもディレイがあるので、鏡で見ているようにはいかないが。
この値段だし、一家に一台くらいあってもいいかも。ただ、もうちょっと出せば、高解像度のものが手に入るのなら、そっちがいいかなぁ。