パソコン・メモメモ備忘録

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CentOS 5.11 で Samba のバージョンアップ → 3.6.23

ふと気がつくと、ちょっと古い CentOS5.11 な自宅サーバーの共有フォルダに、Windows10 の PC からアクセスが出来なくなっていた。不明なエラーと来たもんだ。調べてみると、SMBv1 プロトコルが、Windows の方で禁止されたのが原因ぽい。だが、現在インストールされている Samba パッケージでは、SMBv2 とか対応してなさそう。たぶん(ちゃんと確認してない)。

で、新しい Samba がインストールできないかと調べたら、ちゃんと先人がおられて、情報を公開されている。素晴らしい。とおやまさんのページ。多少環境が違うのか、書いてあるのに少々コマンドを追加する必要があった。

まずは、古い samba の削除。
yum erase samba samba-common samba-client
これに加えて、
yum erase cifs-utils libwbclient0
が必要だった。
そして、Samba3x のインストール。
yum install samba3x samba3x-common samba3x-client
後、小生、SWAT を使うので、
yum install samba3x-swat
も実行した。

インストールは、これで OK なのだが、設定が全て初期状態に戻っているので、やり直しが必要。前の設定が、/etc/samba/smb.conf.rpmsave に保存されているので、必要な部分を、smb.conf にコピーした。あと、Windows10 対応のために、Global に max protocol = SMB2 を設定(小生は SWAT の GLOBAL で詳細表示にして、設定した)。とりあえず、これで、Windows10 の PC からもアクセスできるようになった。

拙宅の場合、東芝の TV REGZA 42Z3500 からもアクセスできるようにしたい。こちらも Windows10 の PC の HDD に保存したものを TV から直接再生するために、自宅サーバーの Samba を中継するようにしていた。TV 残っていた以前の設定では、HDD にアクセスできず。一度、LAN HDD の登録を削除して、ユーザー名やパスワードを入れ直したら、最終的には、以前と同様 HDD にアクセスできるようになった。ただ、ユーザ名とパスワードは、登録時と HDD を開く際の2回必要だった。そういうものか。

ということで、無事、以前と同様の環境が復活できた。実は、今年の 1 月の Windows Update で、Windows10 からのアクセスは SMB2 に制限されていたらしい。5ヶ月位使う用事は無かったということ? 先月一度アクセスした形跡があるのだた。謎。まぁいいか。