パソコン・メモメモ備忘録

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Intel 3D Xpoint メモリーの SSD Optane SSD 800P

Impress さんの記事。58GB と 118GB のモデルが出るそうな。今時の SSD よりは高いが、新技術の高性能なデバイスの割には、普通の値段である。それは嬉しいことなのだが、スペックの数字としては、NAND フラッシュの SSD とそれほどの差が無いのが微妙な所。フラッシュメモリも 3D 化したりで、かなり進歩したので、圧倒的優位性があるかな、と思っていたのも、過去の話に。

このままどんどん進んでいくと、かなり近いものになっていって、最後は一つになってしまうかも? まぁ、穴を掘って、その壁面に素子を作り込む 3D NAND と、どんどん重ねていく? 3D Xpoint メモリーはちょっと違うかな。

ひとまず、アクセス時のレイテンシの小ささでは、フラッシュメモリに対して、優位性があるそうな。まぁ、大量のキャッシュ DRAM を搭載してきたらどうなるのかは分からないが。DRAM キャッシュは、突然の電源断に弱いのが困る所。大容量キャパシタとか、バッテリー搭載して、とりあえずキャッシュ分全部書き込み終わるまで、電源無しで動き続けるものも作れそうではある。実際そういうのがあったような。

Samsung も Z-NAND という、レイテンシの小さいフラッシュメモリを開発しているそうなので、まだまだ競争は続いていきそう。他の不揮発性半導体メモリが、なかなか容量を伸ばしてこないので、2強の時代でもいいかも。3D Xpoint メモリーは相変化系だったかな。フラッシュじゃないのが頼もしい。

一般人でも大容量のものが早く使えるようになって欲しいものだ。