パソコン・メモメモ備忘録

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三菱電機 質感を表示するディスプレイ Real Texture

Impress さんの記事。これも VR 技術の一つの要素となるものだろうか。個人的には、昔から同様の事は考えてはいたが、制限があるのと、その制限下で高級そうに見せることができてもな… という印象ではある。

技術としては、要するに、観察者の視点を把握して、それに合わせて表示内容を変える、というものである。特定の角度でキラッとさせたり。後、照明の方向によっても見え方は変わるので、それも反映できると良い。使われるカメラが広視野角(半天球撮影できると理想的)でダイナミックレンジがかなり高いなら、照明もこのカメラで撮れるかな。

最大の問題点は、一人の人しかその質感で見えない、という制限。レンチキュラーレンズで見ている人の位置に合わせて最適な画像を出す 3D ステレオなテレビも、昔でていたが、同じ問題を持っている。車のインパネの例がでているが、ドライバーには高級そうに見えていても、助手席の人やその他の人にはそう見えない、という悲しい事実。

レンチキュラーレンズを上手く使えば、逆に複数の人にそれぞれ最適な画像を見せることもできるのかも。もしくはライトフィールドディスプレイ的なものを使うとか… 結構大げさなシステムになってしまいそうだ。

技術的には面白いので、これがぴったりフィットする応用分野があればいいのだが。はてさて。