これはなかなか個人的にはインパクトのある製品である。
ハードウェア的には、ドローン用のジンバルと小型ビデオカメラにバッテリーとか電子回路とか諸々を詰め込んだ本体がくっついているだけと言えばそうなる。が、この小ささは、大きなアドバンテージが有るように思える。
以前から書いているように、小生、電動ジンバル Zhiyun SmoothQ とアクションカメラを、胸に固定して自転車動画を撮影している。ただ、人前に出るのが恥ずかしい格好ではある。この DJI Osmo Pocket なら、それ以上の画質で撮影できるものが、目立たずに装着できそうである。6軸制振も、なんか工夫次第で簡単な機構で実現できそうな。
ポケットに入るサイズというのも重要かな。ハンディカムを持ち歩くよりも抵抗なさそうだ。ただ、ハンディカムと違うのは、光学ズームが無い点だろうか。今時のハンディカムは、10倍以上の光学ズームがついている。そこだけは、小さい筐体では難しそう。
ちょっとお高いのが惜しい所。電動ジンバル+アクションカメラで、中華製の安いのを選べば、おおよそ半額だろうか。それでもこの小ささはアドバンテージだし、DJI というブランドも安心感があるので、ありかな。
アプリの機能も充実しているみたいだし、持っておきたい一品。ただ、小生的には、Insta360 oneX の方が欲しいかな。比べるものでは無いか…