これまたユニークな PC を Lenovo さんは出してきた。前機種は、キーボードがペンタブ・タッチパネルになっていて、固定のキーボード表示が ON/OFF 出来たのだが、それが更に進化した形。
E ink に変わって、メモ帳や書籍リーダーとしても使えるようになったとのこと。前機種も液晶画面じゃなかったのだろうか。固定表示だけだったのかな。両方普通の液晶画面にしてしまうと、バッテリーの持ち時間への影響が大きそうなので、E ink を使ってきたのは理にかなっている。
気になるのは、ペンで書いた際の追随性。E ink は液晶よりも反応速度が遅いんじゃなかったかと思う。なんか、じわっと画面が変わるイメージが。
キーボードを打った際、実際にキーが凹んだようなアニメーションが再生されるのだが（Gizmodo さんの記事）（バイブの振動とともに）、なんかもっさりした感じるのは、E ink のせいじゃないだろうか。
機械的なキーボードを廃することによって、薄く軽い筐体を実現しつつ、E ink なキーボードで、より多い使いみちを提供しているのは、評価できると思う。コンセプトは面白いし、ちょっと欲しくなる端末ではあるが、基本性能は、もう少しパワーアップが欲しい所。CPU/GPU とか。E ink の反応速度はどうしようもないかな。
なんかちょっと惜しい感じである。もう一歩で神機になりそうな。
