3D データの製作には、3D なディスプレイが必要だと、昔からずっと思っていた。まぁ、VR HMD でなくてもいいんだけれど。
最近は余り見なくなったけど、3D ステレオな PC ディスプレイでも、ただの平面なディスプレイで、3Dデータを編集するより、色々メリットが有ると思う。実際やったことが無いので、妄想かも知れないが。
VR になると、ちょっと視線を動かして覗き込んだりできるメリットも出てくる。6軸自由度の HMD を被らないといけないかな。VR HMD のデメリットとしては、ピッタリ x 軸方向から眺める、とか、逆に自由度を制限した視点とかにしづらさそうな点が上げられるだろうか。正確な座標値を使ったモデリングとかは、平面上の方が扱いやすいかも。もう少し、グリッドを出したりしつつ、CAD 的なモデリングもできると嬉しいかもしれない。後は、自由な断面でカットしたりとか、ワイヤーフレーム、半透明表示を駆使して、できるだけ中が見えながら編集したりできるといいかも。
とはいえ、ムービーを見ていると、かなり楽しそうにデータを作っている感がある。HMD を被っても、慣れているマウスとキーボード操作がいいように思ってしまうが、これくらい両手のコントローラーを使いこなせれば、充分モデリングできそうにも思う。
最近、そこそこハイポリモデルの頂点をこまごま操作したりしているので、是非ともこのソフト(プラグイン)を使ってみたいが、Maya じゃなくてインハウスソフトだからなぁ。一旦 Maya に持ってきてやればいいか。はてさて。