パソコン・メモメモ備忘録

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Ryzen Threadripper 2990WX ベンチマーク

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思ったより早く、ベンチマーク結果が出てきた。ある意味もの凄い CPU である。

 ベンチマーク結果を見てみると、32 コア/64 スレッドにソフトウェアの方がついてこれていない感が強い。一つのプログラムの実行で、64 スレッド全てを使うよりも、同時に複数実行した方が、今はいいのかもしれない。動画エンコード系のソフトで、こういった状況なのは、ちょっと意外だった。この辺りこそ、超多マルチスレッドの恩恵に預かって欲しい所。

わざわざ使えるコア数を抑える Legacy Compatibilityモード も用意されているのも興味深い。ゲーム等では、実際にそれにより、かなりフレームレートが向上するようで。ゲームの方も、フルフルにスレッドを使い果たさず、配信用などに残せる設定があればいいんじゃないかなぁ。

総合的に考えると、上記記事にも書いてあるように、コストパフォーマンスでは、16コア/32スレッドの 2950X が、普段使い?として最適な感じ。シングルスレッドで、Core i9-7960X に結構食らいついている感がある。7960X は 18 コア/36 スレッドなので、マルチスレッドなベンチで追い越したりしているのは、Ryzen のマルチスレッド性能の高さだろうか。

やはり、ばりばり 3D CG のレンダリングをするとか、動画処理をする場合にそのパワーを発揮するのが 2990WX のようだ。一般的な作業では、2950X の方が性能が上だったり、コストも考えるとさらに優位か。たまにレンダリングしたり動画処理する人には 2950X か。ほとんどそういう作業をしない場合には、Ryzen 2700X が、半分以下の価格ではある。

用途ごとに選べるのはいいかもしれない。