パソコン・メモメモ備忘録

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HP フルカラー 3D プリンタ HP Jet Fusion 500/300 Series

Gigazine さんの記事。以前から、HP さんはこの技術を使った 3D プリンタを出しているのだが、今ニュースになるということは、新型が出たということか。実際、小生も昨年設計製造ソリューション展で、実際に動いている所を見た。

しかしながら、技術詳細は、初めてこの記事の動画で少し理解できた。さすが HP さんだけあって、インクジェットプリンタの技術を使った方式のようだ。パウダーをインクで固める感じなのだろうか。確かに、インクだけだと体積を持った形状を積み上げるのは、かなり大変そう。その点、パウダーを固めるだけなら、それほどの量を吐出する必要が無い。素晴らしい。

動画で言う Detail Agent がどういうものなのかは、良くわからず。表面の質感に関わる所らしい。カラーを出すのもこの部分が重要なのだろうか。内部は、質感や色よりも強度重視で、表面は質感・色重視とか。まぁ、パウダーが含まれるので、色はどうしても薄くなってしまいそうな気がするが、鮮やかなバリバリの原色も出せるのだろうか。

まだまだごつい装置で、ちょっと家庭には置け無さそうだが、近いうちに小型化されたりするのだろうか。3Dプリンタは、紙へのプリントと違って、出力する体積は、そのまま原材料の量なので、小型化は厳しそうだ。内部構造は、発泡素材で、原材料よりも大きい体積を埋められるなら、それも解消できるだろうか。まぁ、泡構造をプリントすればいいのかもしれないが。実際、3D プリンタの出力は、大抵中身はスカスカだし。

パウダーは取扱が大変そう。シート状の材料は使えないのだろうか。ロール紙みたいなのを使うとか。ただ、使わなかった余白部分はもったいない。シュレッダーして再利用とかなら、パウダーの方がいいかなぁ。

小生もこういうプリンタが使える時代が早く来て欲しいものだ。