パソコン・メモメモ備忘録

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Canon 4K/60fps 撮影 iVIS GX10

Impress さんの記事。すでに SONY さんからは、4K/60fps の家庭用?ハイエンドビデオカメラ FDR-AX1 から出ているが、ハンディカム、という感じのカメラではない。この GX10 が、ほぼ初めてのハンディな 4K/60fps ビデオカメラと言えるかな。

この記事を読んだり、色々な情報を見ていると、レンズやセンサーはともかく、信号処理部分が 4K/60fps のネックになっているような印象。センサーからの信号を最終的に、H264 で圧縮して保存するわけだが、その間には、色々な信号処理が入るということっぽい。記事にも書かれているが、手ぶれ補正についても、4K/60fps に対して、画像処理による補正は厳しいもののようだ。GX10 でも、その信号処理のために空冷のファンがついているそうな。

それを考えると iPhoneX/8/Plus は、スマートフォンで 4K/60fps に対応しているのは、本当に凄さを感じる。ただし、4K/60fps だと手ぶれ補正が効かない疑惑があるらしい。さすがの Apple さんもそこまでの信号処理能力を詰め込むのは厳しかったのだろうか。HEVC/H265 リアルタイムエンコーダを搭載したのは素晴らしいが。

それはさておき、GX10 もハイエンドらしい、高画質で撮影できるビデオカメラになっているそうな。SONY のカメラと比べると、微妙にラティチュードが狭くて、白飛びする傾向があるっぽいが、60fps の魅力はそれ以上にあるように、個人的には思ったり。YouTube に上がっているサンプル動画をフル HD で見るだけでも、その高画質さの片鱗はわかるような。

ただ、1,355g は、非力な小生にはかなりの重さに感じたり。いくら手ぶれ補正能力が高くても、運動会で、手持ちで我が子を追い続けるのは、ちょっとむずかしそうな。1リットルのペットボトル+缶ジュース1本レベル? ほとんどは、レンズとバッテリーなのかもしれない。

iPhone くらい数が出るのが分かっていれば、高性能な LSI を専用に作ることもできるのかもしれないが、ほとんどスマホで済まされるようになってきた動画撮影のためのカメラに、最新のプロセスで製造されるそれほど高性能な LSI を搭載するのは、やっぱり困難なことなのか。

しっかりしたズームレンズを搭載した家庭用ビデオカメラは、4K 時代になってまた必要性が高まったと思うのだが。他社も 4K/60fps で HDR 記録可能なカメラの小型のやつを期待したい。