Engadget さんの記事。最近ダイヤルデバイスが流行ってきているが、この O2 はそれを更に進化させたもの、のようだ。ダイヤルデバイスの欠点は、同時には一つのアナログ調整機能を割り当てることしかできないこと。複数台使う手もあるが、間違えそうだし場所も取る。割り当て機能の切り替えも面倒。
この O2 だと、スティック（ダイヤル）自体を傾けて、その向きで機能を切り替えるそうな。どの方向がどの機能かを覚えるのは簡単では無いかもしれないが、慣れの問題か。画面に機能割り当てを表示しておけば、手元も見ずに操作できそうな所もいい感じだ。スティックの傾きもアナログ値の入力が可能なので、三つのアナログ値を一気に入力できるかもしれない。
他にも、八つのボタンが付いていたりするが、個人的には、これは蛇足かな、という気がしなくもなく。キーボードを使ったほうが… ただ、机の上にはキーボードは置きたくなく、液晶タブレットとペンとダイヤルだけ、みたいな人には必要か。個人的には、キーボードの配置を指が覚えているので、場所は取るが（特に片手しか使わない場合は）こちらの方がいいように感じる。
動画の編集時にも色々役に立ちそう。タイムラインのスクロールとズームイン・アウトをホイールで使い分けるのが（Ctrl キー押しながら、とか）個人的には、いつも失敗してしまうので、傾けながら回すことでできると間違えにくそう。画像自体の拡大縮小とか、移動も割り当てられるといいかも。
下の土台部分の側面も、タッチパネルになっていて、仮想的なダイヤルになっていてもいいのかな、とか思ったり。親指と人差指でスティック（ダイヤル）を操作しつつ、薬指あたりで側面をこする、感じ。まぁ、どんな機能を割り当てれば、それが有効に使えるのかは分からないが。
ちょっと欲しくなるデバイスではあるが、その価格では、小生が試せるものではない。絵かきでも動画編集を生業としているわけでもないし。いろいろな人のレビューが楽しみではある。
