パソコン・メモメモ備忘録

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Intel Corei9 シリーズ 18コア 7980XE のベンチマーク結果

Impress さんの記事。さすが Intel さん、という感じの結果が並んでいる。AMD 渾身の Threadripper も、Intel のバケモノ CPU Core i9-7980XE の前では、太刀打ちできない感じ。AVX2 関係の命令を使うプログラムでは、Threadripper は Core i には太刀打ちできないのはわかっていたが、これまで圧倒的な強さを見せていた Cinebench で、差をつけられたのは残念な感じだ(AMD ファンの小生としては)。

上記記事でも言及されているが、18 コアの 7980XE よりも 16 コアの 7960X の方がベンチマーク結果がいい場合もあるというのが面白い。Boost 時のクロックが、7980XE が 3.4GHz で 7960X が 3.6GHz だからとか。買うなら 7960X だろうか。とは言うものの、Intel さんは、この辺りの製品は、カタログに載せるのが重要で、実際に余り出荷しないんじゃないかという噂もあり… Ryzen 対抗で、値段を下げて来るが、ほぼ同じような中身で、高く売れる Xeon の販売に力をいれるんじゃないかな、とか。

しかし、18 コア 36 スレッドを使いこなせるソフトはあるんだろうか。16 スレッドくらい使うソフトを同時に二つ立ち上げつつ、普通の作業もするとかか。最近、Google Compute Engine で、16 スレッドで AVIUTL の x264guiEx の H264 エンコードをしていたりする。24 スレッドも試してみたのだが、16 スレッドでは CPU の利用率がほぼ 100% に張り付くのに比べて、24 スレッドだと、上下に波があって、平均すると 90% いっていないような雰囲気。 なんかもったいないので、16 スレッドのインスタンスを使うことにしている。

VirtualDubMod で DeShaker しようとした際も、16 スレッドのインスタンスだが、平均すると 24% 程度しか CPU の負荷が上がらない感じだった。4 スレッドで十分な気がする。

Cinebench のような、CG のレンダリング用途だと、全スレッドを有効に使えるのかもしれない。ただ、その辺りはそろそろ GPU でやっちゃう世界だしなぁ。

個人で使う PC なら、Ryzen7 あたりで十分な気がする。Intel さんの新しい6コア Core i7-8700K あたりが狙い目かな。小生としては、Ryzen の2世代目に期待したい所。来年かなぁ。