パソコン・メモメモ備忘録

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自転車動画に連動する現在地地図をオーバレイ

YouTube を見ていると、車載動画に、現在位置の地図が連動して表示されている感じのものがある。なんか、カーレースゲームみたいでかっこいい。ということで、先日作った自転車動画にそういう地図を入れることを試してみた。一応、スマホの Geo Tracker で GPS の位置情報を保存していたので、それを利用する。

ネットで調べるとルートラボというサイトを使うのがいいらしいという情報をゲット。実際に試してみたが、SilverLight が使えないと、GPS ログが読み込めないぽくて、InternetExplorer を使わないといけない。また、なぜか、GPS ログが読める PC と読めない PC があって手間取ったり。そして、GPS のログを再生する機能を使ってみると、GPS の時刻情報通りに再生するのではなく、データポイントごと一定間隔で再生されるようだ。GeoTracker のログは、一定時間間隔で記録されていないので、ちょっとこれは使えない。

そこで、地図自体は、カシミール 3D の機能を使った。Geo Tracker から gpx 形式で、GPS ログを保存して PC に持ってきて、カシミール 3D に読み込んだ。不要な部分は、GPS 情報の編集機能等で編集して、GPS 再生機能で再生した。3D 表示も使えると面白そうだが、とりあえず今回は、2D の地図をトレースするように。

Windows10 だと、画面(ウィンドウ)の動画キャプチャが OS の機能でできる。Win+G でバーが出てくるので、録画ボタンを押すだけ。デフォルトだと、ビデオ フォルダの下の キャプチャ フォルダの中に、動画ファイルができる。簡単だ。ただし、PC の負荷が大きいと(録画開始直後しばらく等)画面が乱れたりする。この辺はいけてない。

後は、AVIUTL の拡張編集機能を使って、もともとの動画と合成するだけ。大きさと位置を合わせて半透明にしたり。ていうか、一番手間がかかるのが、時間方向の位置合わせ。急カーブのところとか、分岐点とかを目印に合わせてみる。そもそも スマホGPS の精度が低くて、急カーブも綺麗に辿っているか微妙なところもあるが、だいたい合っていれば、それっぽく見えるようだ。この時間位置合わせの手間を考えると、できるだけ動画は途切れずに撮影して、地図を合成してから、不要部分を編集すべきだな、とか思ったり。

そうこうして、一応、それっぽい動画を作る事ができた。カシミール 3D のせいなのか、真ん中のマーカーが微妙にちらつくが、それくらいは素人なので許してもらえるだろうか。レースをやっているわけではないので、あのカーブはもっと攻めれるな、とか思ったりはしないが、なんとなく面白い動画な気がする。これが無料のツールだけでできるとは、各ソフトの開発者の方々には感謝感謝。