パソコン・メモメモ備忘録

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部分的にスロー録画が可能なコンデジ CASIO EX-ZR1800

メーカーのプレスリリース。昨今は、スマホのカメラの進化も華々しく、2眼にしたり、色々な画像加工ができるようになったり、と少しでも他社との差別化を目指した開発が続いている。かなりスマホに押されて存在感が小さくなってきつつあるコンデジだが、この EX-ZR1800 も、なかなかおもしろい機能を搭載してきた。

ただ、その完成度はもう一歩な感じはする。おそらく解像度は VGA レベル(640x480 か 512x384)で、スロー録画開始の数秒間前と数秒間後を等速で録画してくれるだけ、というものらしい。色々ともう少しなんとかならなかったのかな、とか思ったり。

まずは、解像度。CASIO さんはまだほとんど 4K 対応のカメラを出していない。4K に対応できる画像処理能力があれば、フル HD で同様のスロー録画ができる計算になる。バッテリーの持ち重視なのだろうか。

もう一つは、やはり、普通に録画している途中で、こういったスローを挟むことができたら、と思ったり。もちろん、スロー録画ということは、シャッタースピードも何倍かになるわけで、暗所での画質が落ちてしまう。ということで明るい場所でしか使えないとか問題があるから、こういう、ワンショット的な機能になっているのだろうか。スロー部分だけノイズがかなり増えるにしても、無理やり明るくして、通常速度部分と合わせるとかしてもいいかな、とか思ったり。最悪、解像度を下げてでも。

内蔵のバッファ用 DRAM を GB レベル積むのもそれほど難しくないのでは無いのだろうか。一定時間分は常にスロー撮影し続けて、フレームを加算して、通常速度のフレームを得るような仕組みも面白そうだが。スマホのハイエンドレベルの 4GB 積んでも フル HD 240fps だと 2.7 秒間程度しかバッファリングできない。多少簡易な圧縮を掛ければ、もう少しいけるかも。これで十分かは微妙だが、これだけでも使いどころはありそう。

ということで、次のカメラの狙い目は、大容量バッファ搭載の高速撮影対応のコンデジ、じゃないかな、とか勝手に言ったりして。RICOH さんあたり出してくれないかな。