パソコン・メモメモ備忘録

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Sony 高速映像センサー

Impress さんの記事。はやり SONY さんは、映像センサーの分野では一歩進んでいる感がある。CMOS イメージセンサに DRAM を積層するとは、素人にはすぐ考えつく構成ではあるのだが、それを実際に製品にするには、想像をかなり越える量の課題をクリアしないといけないんだろうな、と思う今日この頃。

fps を上げられるのも一つの利点ではあるが、やはり、フォーカルプレーン歪み(いわゆる動体歪。ローリングシャッター歪みの電子版)が低減できるのが、個人的には大きいメリットかと思う。以前は、CCD を使ってアナログ的に、フォトダイオードからの出力を保持(メモリー)するセンサーが使われていたが、昨今 CMOS センサーから画素ごとに順次読み出すカメラが増えて、YouTube 等で動画を見ていると、フォーカルプレーン歪みが気になるものも多い。

大雑把には、CCD にアナログ的にセンサー信号を保持するのではなく、センサーへ入射した光をすぐにデジタル化して DRAM に保持して、それから、センサー外に取り出す、という話か。A/D 変換についても、記事には言及されているが、どこについているのかな。流れ的には、センサー→A/D変換→DRAM なので、DRAM の後ろの回路層では無いはず? よく記事中の図をみると、3層の各層自体も、更に細かい層の積み重ねっぽいので、センサー層に A/D 変換回路等も含まれているようだ。

この延長上には、センサーチップにもっと色々なものを詰め込めそうな感じがする。何かしらのデータ圧縮機能も積層して、更に高速にセンサーから取り出せるようにするとか。複数露光での HDRI 撮影がセンサー内で完結するとかすると、いいかも。とか思ったが、すでに同じ SONY さんと東大さんで、画像処理回路を詰め込んだセンサーを開発されたらしい(日刊新聞さんの記事)。技術はどんどんすすんでいるなぁ。これには関係ないが、先日、仕事でこの東大の石川渡辺研の渡辺先生にはお会いした。

それはさておき、1000fps まで高速化してくると、センサの感度の方も気になってくるがどうなんだろう。fps が 10倍になるということは、センサーは 10 倍の感度が無いと、同じ光の量に対して、同じ出力が得られないはず。晴れた屋外とか、強力な照明化でしか撮影できないと、ありがたみが少し減るがどうなんだろう。まぁ、そういう高感度センサー層と DRAM 層を組み合わせればいいのかな?