パソコン・メモメモ備忘録

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膨大なデータの転送方法 by Amazon

Impress さんの記事。今まで何度か言及した事が有ったような気もするが、大量のデータを物理的に離れた場所に転送するには、HDD のような大容量メディアを大量に運ぶのが、一番速いという話。通信速度もどんどん速くはなってきているが、それよりも扱うデータ量の増加の方が大きいということだろうか。

とは言え、色々と考えないといけない事はありそう。それらを Amazon さんは解決しているということか。まず、メディアに書き込んだり取り出したりする部分のデータ転送速度が結構重要になってきそう。1Tb/s のネットワーク機能があるそうな。8TB の HDD なら 1〜2分で転送できるのだろうか。まぁ、HDD にその転送速度は無いから、RAID で 1000 台規模か、SSD で 100 台規模? なんか途方もない話だなぁ。

エクサバイトまで射程内に入れているとか、完全に想像を超えているが… 全部 SSD で構成したら、どれくらいの値段になるのだろう。1兆円にはいかなさそうだが、専用の工場を建てた方が良さそう。その体積も大概だが、意外にコンテナトラックのコンテナに入るレベルかも。冷蔵庫1台分くらいに 10PB 詰め込めるかな。2TB の SSD が 5000台くらい。32 台一列に並べたのを 8 列で、それを 20 段積むとか。この冷蔵庫が 100 台あれば、1 エクサバイト。で計算あってるかな。

これだけのデータ量だと、運搬中の故障や、データエラーの影響がどのくらいなのか、気になったり。結構な数出てくるのではないだろうか。暗号化する際に、冗長性も持たせると思うが、10%とか20%くらいは持たせる?

セキュリティも気になる所。中身にもよるが、本当に1エクサバイト、意味のあるデータが入っているならそれなりの価値がありそう。ミサイル1発で、重要なデータが消えるなら狙われるかもしれない。

ここまで大容量じゃなくても、10〜100TB のデータを転送したければ、飛行するドローンとか使うかも。ステルス性を持たせたドローンを夜中に飛行させたり。ある程度経路をランダムに選んで、10機中、半分が到着できればデータが復元できるとか。

世の中凄い事になってきているなぁ。