パソコン・メモメモ備忘録

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BL シルバーコート RT

Gizmodoさんの記事メーカーのページ。メッキ風の塗装が割とかんたんにできる塗料だそうな。上げられているムービーを見ると、ちょっと魔法っぽい印象を受けるレベルだ
。ホームセンターやホビーショップに行けば、シルバーのスプレーが売られているが、これで鏡のような表面にできる、と思っているとかなり期待を裏切られる。微小な銀の粒子がたくさん入っているだけの塗料で、銀色であるが、ざらざらな感じの塗装面となる。クリアーな塗料と混ぜられている?ので、表面に光沢はあったりするが2層になっている雰囲気。

最近は、より銀の粒子が細かくなったのか、メッキ風と銘打つスプレーも売られている。これもかなり鏡面に近づくとは言え、つや消しの銀、みたいな雰囲気になる。鏡のように、風景が写り込んだりはするが、ほやけている感じのようだ。

それにたいして、この BL シルバーコートは、動画しか見ていないが、かなり鏡に近づいている印象を受ける。くっきりとした像が写り込んでいる。本当だろうか。上がっている動画でも、結構無造作に筆で塗っているだけだが、溶剤が乾燥していくと銀面がじわっと現れてくるのが印象的だ。

ただ、下地の表面状態を反映する感がある。下地の表面が凹凸していると、鏡面も凹凸がそのまま出る感じ。ざらざらレベルの微小凹凸は、細かめのコンパウンドなんかで研磨すれば良さそうだが、滑らかな表面を作るのはどうするのが良いのだろう。

3D プリンタの出力にも塗れるとかなり色々楽しいことができそう。FDM 方式のものは、出力物の表面は段々がでるので、アセトンで表面を溶解して滑らかにすることが行われている。微小な表面形状は、溶けて潰れてしまうが、かなり鏡面的な表面にもなるし、これを活かして鏡面にできるとなるとかなり面白そう。アセトン処理の不確定要素が大きいので難しいかもしれないが、光学的なパーツをこれで設計して製作できたら凄いかも。どれくらい精度出るかなぁ。